父は知人のおすすめする本は頑張って読むほうです。
むかし、職場のそう親しくもない女性社員が社内報で
「自分の大切な本」として
『わすれられない おくりもの』と書いていたときも、買って読みました。
今もその本は家にあって
チビが寝る前に「読んで」とせがんでくるのを見ると少し優しい気持ちになります。
ここで極私的なおすすめ絵本を12冊
だいたいどれも、プレゼントとしても喜ばれるかと思います。
『あいうえおの本』 見ているだけで楽しい。
『ABCの本』 見ているだけで楽しい。
『ジャリおじさん』 大竹伸朗(しんろう)はただの天才だ。
『がたん ごとん がたん ごとん』 子どもはみんな好きな響き。
『ねないこだれだ』 寝かしつけに、とにかく役立つ。
『はらぺこあおむし』 言わずとしれた古典さ。
『パパはわるものチャンピオン』 誰かが悪役をやらないといけないのです。
『いけちゃんとぼく』 寝る前に読むのはしんどいが。
『にじいろのさかな』 綺麗だから何となく。
『ぐりとぐら』 説明不要。
『いっさいはん』 これは超おすすめ。笑える。
『太古の世界 恐竜時代』 立体絵本のすごさったら。
子どもがいなければ、たくさんの絵本と接することもなかったでしょうから
君たちに感謝します。
絵本の読み聞かせが君たちの情操教育にいいかどうかは、興味がありません。
まずは親が読んでいて楽しいかどうか
読んであげたいと思うかどうかの優先順位が高いのです。
上の子は宿題の途中ですぐ鉛筆を置いてぼーっとするので
「手を動かしてかけよ」と注意したら
「う〜ん」とか言いながら頭をポリポリ「かいて」いて
無駄にとんちを利かせてきちゃったり。
絵本の効用なんてそんなものです。
ではまた。