合成通貨(ペア)は知っておいた方がよいでしょう。
例えば
ユーロ /円
ポンド /円
豪ドル /円
は合成通貨(ペア)です。
逆にストレート通貨(ペア)は
ユーロ /米ドル
ポンド /米ドル
米ドル/円
などです。
合成通貨(ペア)のユーロ /円のレートは
ユーロと円が直接の交換取引をした結果ではなく
ストレート通貨(ペア)
つまり、直接の交換取引がある
ユーロ/米ドル 米ドル/円の2つのレートの掛け算で算出されるのです。
ユーロ /米ドル 1.1000 × 米ドル/円 100円 = ユーロ /円 111円
という感じです。
だから、ユーロ/円やポンド/円のチャートを見て
「上がった」「下がった」と思う裏で
ユーロ(ポンド)/米ドルと米ドル/円が
上がったり下がったりしているわけです。
米ドル/円以外の円のペアは「クロス円」
米ドルがらみのペアを「ドルストレート」
と言います。
父としては、ドルストレートの通貨ペアで取引を勧めておく。
日本人は、どうしても円のからむ通貨ペアを選択しがち。
現時点での世界の基軸通貨が米ドルであるのは疑いがない。
(1900年代前半まではイギリスポンドが基軸通貨で、将来的には人民元になるかもね)
米ドルともう一つの通貨ペアを見ている方がシンプルだし
インターバンクで取引されているので
テクニカルもシンプルに機能しやすい(と言われている)。
合成通貨(ペア)、米ドル/円以外のクロス円は
結局、合計3つの通貨ペアのレートを注視していないといけないことになります。
同じ労力を使うのであれば、米ドル/円、ユーロ/米ドルなどのドルストレートを複数チェックしたらいい。
マジで、ポンド/円のボラティリティとか、ヤバイのは以前も書いたよね。
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