不愉快なタイトルだったかもしれません。
あなたのやる気をくじこうなんて、
全く思っていませんので笑って許して下さい。
私の経験上
世間では「宅建取ったんだ」と聞いて
「おぉ~頑張ったね」と言ってくれる人と
「あそ」と言う人に分かれます。
「おぉ~」と言ってくれる人は、
あんまり資格に興味もないし宅建の正式名称もよくわかってない人。
「あそ」って言う人は、
宅建合格者か、もっと難易度の高い試験に合格してる人。
あなたの動機が
ただ友達に自分の頭の良さをアピールしたいだけなら、
そこそこ宅建は有効です。
でも、あなたが宅建を収入に結びつける形でアピールしたい場合、
期待したほどの効果はまずありません。
ここは別に、がっかりする所ではありませんよ(笑)
病院への面接で
「医師免許あります!」って言うのが
アピールにならないのと同じことなんです。
不動産業界に携わる人であれば、あってフツー。
なくてもやれてしまう(のが業界の闇)のです。
「宅建があれば重宝される」という幻想はひとまず捨てましょう。
宅建合格後に専門家集団で
バリバリ働くつもりであればなおらさです。
こういう話を聞いて
「ちぇ」
と思うのでなく
試験自体は簡単に違いない!
と息巻いてください。
そして是非とも
志は高く持ってください。
もしかしたら受験目的が
自己啓発のため
はくを付けるため
かもしれません。
それはそれで良いでしょう。
ただ
資格なんて持っていたって
使わなければ意味がありません。
そして私は
頭をフル回転させながら
宅建の知識を活かして仕事をしています。
相応の仕事をしているつもり(笑)です。
私の思う
カッコイイ不動産業者というのは
「売主」「買主」「借主」「貸主」
といった立場の異なる
双方の人たちに
キチンとしたアドバイスができる人です。
取引は相手があって成立するもの。
どちらか一方のみに肩入れし
他方の利益を害するようでは
「取引士」の名に値しないでしょう?
これから
あなたが勉強するに際しても
異なる立場の人間の
両方の気持ちになって
どれが正解なのかを考えてみてください。
是非、お願いします。
ではまた。