え~
お恥ずかしながら
わたくしサンタ郎は
鉄が熱に弱いって、宅建で勉強するまで知りませんでした。
穴があったらカップインしたい(By劇団ひとり)
本当に知りませんでした。
でも、今は知っているので安心して下さい。
「鉄は熱いうちに打て」
というくらいですから
鉄は熱することで柔らかくなる
という知識は持っていたのですよ。
にも関わらず
なぜか頭のなかでは
一般的な鉄と建材としての鉄・鉄骨が
別々のものとして
認識されていたのでしょうね。
選択肢として仰々しく出されると
持ち合わせている常識さえぶっ飛んでしまう
というのはよくあることです。
ともあれ
「鉄は熱いうちに打て」
だから
「鉄は熱に弱い」
これであなたもバッチリです。
つけ加えるなら
鉄(鉄骨)は熱に弱いので
3階以上の建物においては
耐火性にすぐれた素材で鉄骨を覆う必要があります。
少しこじゃれたお店とかで
ムキ出しの躯体が
綿アメみたいにモコモコしているのを見たことがあるかもしれません。
あれは鉄骨の上から
モコモコした耐火材で被覆(ひふく)しているのですね。
被覆材として
以前は主にアスベスト(石綿)というものが使用されていました。
アスベストは
現在では使用禁止となっています。
アスベストについて詳しくは書きませんが
今では超ワルモノ扱いです。
今日は
「鉄は熱に弱い(笑)」
から
「熱に強い材料で被覆する必要があり
かつてはアスベストという物質が使用された」
くらいを知って下さいね。
そして、手持ちの常識をフル稼働させて問題を斬る、心意気も。
ではまた。