以前、こんな図を見せました。
押し目買い、戻り売りをしよう、と。
図に書くと簡単ですが、そうはイカのなんとやら。
簡単にできたら誰も苦労しませんがな。
とりあえず押し目を例に
トレーダーの心理を考えましょう。
まず、押し目付近では
①トレンドの最初からポジションを持っている人(超プロ)が、買い増したい人。
②我々のような2番手のプロとして押し目買いを考えている、ノーポジの人。
③売りのポジションが含み損で、少しでも下がってきたところで買い戻ししたい人。
それらの人が
上がったレートが下がってくると、買い支えるので押し目になるのですね。
「それで、どこが押し目になるんだよ?」と迫られても困っちゃいますが
押し目や戻り高値のポイントを探るツールとして
父は
・フィボナッチリトレースメント
・水平ライン
を特にオススメします。
何度でも書きますが、トレンドラインとかの斜めのラインではなく
水平のラインが重要です。
ってことは、水平ラインについて先にまとめて書かないといけないのかあ。
順番間違えた。てへ。
まあいいです。
もっと大事なのは損切りラインについて。
父は損切りライン設定は否定派です。
面白いもので、おそらく全世界共通でみんな
エントリーポイントのちょっと下
または
エントリーポイントの1つとなりの安値のちょっと下
に損切りラインをおくようです。
大体の教科書には損切りは必須と書いてありますし
ダウ理論的にも、直近の安値を下回ると、目線が変わるので
そこら辺におきたくなる気持ちはわかります。わかる!道理だ。
そしてそこに置いた損切りラインは狩られる!道理だ。
教科書的には「損を限定できたのだから、トレードにおける経費です」
となるそうです。
損切りマストを推奨する人は
「退場しないことが大事なのだから、私の言うことは正しい」と信じているはずです。
むしろ「損切りラインなんておかなくてよろしい」と発言することは
「資金が全損した」とのクレームを受けかねませんから、言わないのかもしれません。
でも父は、本当のことしか書けない病なので書いちゃいますが
わかりやすく、浅く置いた損切りラインなんて、やられるに決まってます。
どうせ置くんだったら、2つ隣の安値の下とか、3つ隣の安値の下とか。
で、そこまで行くと、そもそも置かなくて良くね?って話は前にも書いた。
これは与沢翼(損切り設定マスト派)さんも
「損切りの設定は、損切りされないことが大事」みたいなことを言っていて、わかりみがすぎた。
そこまで考えて、深くおいた損切りラインを狩られちゃったなら
潔く負けを認められるし、そもそも低ロットでのエントリーをしよう
という帰結になるわけです。わかってください。ね。
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