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尻尾と頭は差し上げます

台所で料理をしていると(ほかにどこで料理を?)

いきなり上の子が

「おとうさんのご飯がおいしいから、レシピをメモして取っておきたい」

とか泣かせることを言ってくれました。

レシピもこのブログも父が生きた証として、君たちの人生に役立つといいね。

 

話は変わって

「尻尾と頭はくれてやれ」

という、負け惜しみ全開の投資格言があります。

 

トレンドの底や天井での売買エントリーが一番儲かるポイントですが

底や天井の見極めは大変むずかしいため

無理して底や天井は取りにいくべきではない

という意味で使われます。

 

「くれてやれ」なんて言っていますが

自分が取れないのを棚に上げておいて、なんて言い草でしょう。

 

ともあれ

底や天井を取るのがむずかしいのは本当です。

 

再三書いている通り

・我々個人投資家と、メーケットメーカーでは情報量に差がある。

・ニュースは致命的に遅い。

・我々レベルに情報が到達する頃には、相場は変動し終えている。

などの理由から

トレンドの底や天井の地点でトレンドの初動をとる

という目標はあきらめた方がいいかもしれません。

 

また、仮に事前の予想が的中し、指値がトレンドの初動でヒットしていたとしても

トレンド転換・終了が本当かどうかは

それなりの時間が経ってからしかわからないので

結構、不安な時間が長いかもしれません。

 

ですから、我々の精神衛生上も

1番手ではなく(ベストな1番手はプロが取るので)

2番手を取ることをベター(個人的にはベスト)な一手と考えるべきでしょう。

 

そうすると、トレンド相場においては必然的

押し目買い

戻り売り

を狙っていくことを意味します。

 

押し目買い

戻り売り

については、今度ある程度のボリュームをまとめて説明したいと思います。

 

今回頭に入れておいてほしいのは

「尻尾と頭は差し上げる」のですが

その差し上げ方として

①尻尾または頭が持っていかれたのを確認してから胴体をもらう

②あらかじめ尻尾または頭が持っていかれることを想定して、胴体に狙いを定めておく

の2種類が考えられる、ということです。

 

どちらかというとのほうでやれると良いですよね。

①はおっかけロング(ショート)スケベロング(ショート)とも呼ばれ

あまり利益の取れるやり方ではありませんから。

イメージはこうです。

 

我々は、1番手を譲るかわりに、2番手のプロを目指しましょう。

このブログに書いている全てのことは2番手のプロになるためです。たぶん。

ではまた。

 

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