君たちが将来おおきくなり
アルバイトでもしてお金をかせぐことができるようになったら
まず少しだけお金をためて
法人を設立することを強く勧めておきます。
未成年でも親が同意すれば設立ができるし
成人しているのなら、即座に作るべきだと思います。
2020年4月末現在、コロナウイルスにからむ経済支援においても
国民ひとりあたり10万円の給付ということで落ち着きそうですが
法人または個人事業主への支援を見てください。
無担保での貸付や、100万円単位の給付(プレゼント)の措置がゴロゴロしています。
私が法人を作ったのはわりと最近でした。
なぜもっと早く作らなかったのか、後悔しています。
私の知るかぎりでは、日本では常に100万の法人があります。
日本人の100人に1人の割合を
多いと感じるか、少ないと感じるかは別として
20万円もあれば会社を設立して、お釣りがきます。
誰でもが少しのお金を準備すれば、法人になれるのですから
法人設立の難易度は決して高くありません。
にもかかわらず、かつての私もそうでしたが
圧倒的多数の日本人が自分の法人を持ちません。
コロナウイルスの騒動が収まったとしても
「よし、今後のために法人を作ろう」とは決してならないでしょう。
自分の法人すら持たないくせに
企業会計の勉強をしたり、簿記を勉強したり
上場企業の株価の現在価値とかを大学で習ったりする人のなんと多いことか。
順序が逆です。
間違いを間違いと認められる人になろう byぺこぱ
ということで私は己の過ち(もっと早く法人持っていれば良かったにゃあ)を認め
法人設立をすすめる次第です。
結構、きつく書きますが
ここまで言われて、それでも法人設立に動かないとしたら
その理由はなんですか??
お金がないなら貯めましょう。1年もあれば学生でも貯められます。
いつか法人を設立しようと思っているのなら
先延ばしにするメリットはありませんよ。
これを読んでいる今でしょ。
「私は一生、自分の法人は持たない!!」
とすでに強く誓っているのなら別ですが
その理由はなんでしょうか?
一生、他人の法人からお金を得ようという変わった決意をする意味は?
法人を作る具体的なメリットについては別で書きます。
ただ、お金を稼ぐ、お金を守るために
「自分の法人を持つ」ということは、合法的なスタンダードです。
学校で教えないのが本当に不思議です。
先生は法人持っていないからね。
例えば、売れている芸人さん(ビートたけし、明石家さんまその他大勢)ですら
自分たちの法人を持っています。
それは、現代社会において
ビートたけしという個人とお金のやりとり(ギャラの支払い)をするよりも
ビートたけしの法人とお金のやりとりをする方が
払う側も、もらう側もメリットがある
と考えているからです。
また、こちらの立場として
あるクライアントに仕事を依頼された際に
「個人でもいいですが、法人もあります」
と伝えるだけでも、相手に選択肢をあげることができ、思いのほか喜ばれます。
仕事の付き合いの選択肢が広がることはあっても、狭くなることはありません。
お金持ちというのは
ほぼ例外なく法人を持ち、経費に敏感ですから
法人を持たず、会社の経費に鈍感な人とはあまり付き合いたがらないかもしれない。
ありがたいことに
法人設立のハードルも低いですが
煩雑(だと思われている)な経費の処理も
今やネット上で完結するサービスが多くあります。
ここまで書いて、法人設立に興味を持てないとしたら
ちちはこそだてに、おおきくしっぱいしているのかもしれないとさえ思ふ。
『なぜあのFXトレーダーは社長になったのか ~FXのための会社設立と運営ガイド~』
最後に、株式会社ではなく、合同会社で十分です。
ミルクボーイのネタで再注目を浴びたケロッグ社も合同会社ですし
大手で合同会社は意外とたくさんありますよ。
ではまた。