前回の記事で父は
移動平均線について
「200」「240」と単位をつけずに表記をしました。
200日線、240日線という表記をしてもよかったのですが
今回も結構大事なことを伝えますので、読んでみてください。
チャート上に表示させるものが
移動平均線であれ、RSIであれ「期間」というものを設定する必要があります。
かねてより私は、長期の移動平均線は240のほうがいいなあと書いていますが
正確に表記をすると
「日足のチャートに240という期間の移動平均線を表示させると
約1年分の営業日に相当する平均価格がわかる」となります。
では、5分足のチャートに240の移動平均線を表示させると
その平均線はなにを意味するかというと
5分×240=過去1,200分の平均値となります。
240自体に単位はなくて、表示させる時間足が単位の基礎となるのですね。
って、よく分からないと思いますので
簡単に表にしました。
週の営業日は5日、1ヶ月の営業日は20〜21日くらいですね。
なんかやっぱり、240のほうが200よりもスッキリしているように見えませんか?
スッキリというのは
同じ移動平均線の期間で、表示させる時間足を変えても
それなりにまとまった2週間とか2ヶ月とかの平均を教えてくれる
という程度の意味ですが。
もちろん、5日(1週間)とか1ヶ月、四半期(3ヶ月=60営業日)とかも
大切だと思います。大口のプレーヤーの社内での評価基準としても。
父は21の日足で1ヶ月を補完します。
今回覚えておいてほしいのは
時間足と設定期間との関係性です。
表示させているラインはどれだけの期間の平均になるのか
ということを知らずに
どの数値が移動平均線として設定すべきかを考えるのはやめましょう。
(ただし、あるチャートに別の時間足のチャートを表示させることもできますが)
あわせて
1時間足の200線は、直近の8.33日の平均値だけど、誰か意識しているかね?
ということも考えてみましょうか。
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