やばい、やばい、ヤバかった!!
昨日、仕事の待ち合わせで
大久保駅の改札前でお客さんを待っていたときのこと
あと3分くらいで待ち合わせ時間になりそうだから
イヤホンをはずして
ブリーフケースを右手に
左手にはスマホを持ってながめていました。
こんなご時世だから
「外国人が減ったのかもなあ」なんて思っていたけれど
それでもやっぱりアジア人、欧米人の観光客ばかりが目の前を通りすぎるのを
横目でぼんやりみていました。
すると、大通りのほうから
グレーのパーカーのフードをかぶった
画像のように顔面にTatooの入った、やせた男(30歳くらい?)が
父の方へ、くわえタバコでふらっと近づいてきた。
昼間から、くわえタバコで駅構内に入ってくる時点で
いまどき怪しさ満点で
なおかつ、ありえないくらい父に近づいてきたので
「あ、やばいな」
と思った。
すると、父の右手に下げたブリーフケースを見ながら
「お前、なにやってんだよ?」
と言ってきたので
「は?」
と返すと
「盗撮してんだろ」
ですって。
超怖い。超怖い。
こんな場所で、両手ふさがってんのに「何を?」って感じ。
父のバッグの外側の、他人からすぐ手の届くところにたまたま財布を入れていたので
取られては困ると思い
その場から、すぐ走って逃げた。
もちろん父の頭の中では「なんで俺が逃げにゃあかんのや」と去来した。
そして
追いかけてきやがった(苦笑)。
大久保駅近くで
ぱりっと決めたスーツ姿の父が走り、パーカー刺青マンが追いかけるシュールな風景。
追いかけてくるから
面倒になって「何なの?」と問えば
「盗撮してただろ バッグ見せろよ」
「ほら」と見せると携帯灰皿が
「そっちじゃねーよ。反対だよ」
「ほら、こっちは財布だよ」と言うと
「まぎらわしいんだよ」
と捨てゼリフを吐かれて、奴は去っていた。
1分間くらいの出来事に、父はマジあせりましたよ。
「待ち合わせしてただけなのに、俺、刺されたりすんの?」
とか思ったし。
冷静に考えて
覚醒剤的な違法薬物をやっているはずです。
あの若さで幻聴?幻覚?被害妄想?は
なかなかアルコールでは醸せない。
イリーガルな人間のパトロールに
どリーガルな父が引っかかったらしい
ということに大きなショックを受けています。
世間をにぎわす、薬物関連の報道に
父はわりと「寛容であるべき」という態度でいました。
アルコール、たばこ(どちらも父は嗜好するが)の弊害に比べれば
大麻・覚醒剤(を一緒にするわけにはいかないが)の社会的弊害はずっと小さいからです。
だけど、今回の一件でちょっと考えをあらためました。
「見えないものが見えちゃう系はダメ!」
新型肺炎の何倍も恐怖です。
最後にほっこりする話。
チビが日曜日に何もしていないのに
「つかれた〜 つかれた〜」
「なんにもしてないよ?何づかれ?」
「おつかれ」
キャワユイ。