宅建合格に役立つ話 法律 不動産

不動産 宅建試験 民法はすぐにでも勉強を開始するべき

宅建試験の難敵

いや

もはや宿敵ともいうべき民法の攻略なくして

宅建合格は難しいでしょう。

 

宅建業法は暗記色が強く

過去問をやりこむほど得点アップが期待できます。

反面、忘れるスピードも超ド級です(笑)

あまり早くから学習しないほうがいいと思います。

 

一方で

民法は初めての人には難解ですが

一度理解してしまえば、なかなか忘れません。

 

理解も暗記もミックスしながら

あなたの出来る範囲でやっていきましょう。

 

民法の分かりにくさは、決して条文にあるわけではありません。

 

民法の名誉のために言ってみただけですけど。

 

改正によって、ずいぶん分かりやすくなったと思います。

 

ですから

条文そのものに「つまずき」の原因があるのではなく

 

民法学習についてまわる

条文に書かれていない細かな判例

二重否定多用の判決文にあなたは

頭がクラクラしちゃうのです。

 

私は民法すら暗記でねじ伏せてしまいましたが

今思い返すと基本を全く押さえていなかったので

よく合格できたな(笑)

とは思っています。

 

民法はベッーシクな条文しか置いてありません。

 

世のあらゆる民事的紛争すべてに対応する

細かな条文を用意してはキリがないからですね。

 

条文というものは

どうしたって

ザックリとなる運命にあるのです。

 

ちょっと話はそれますが

橋に「このはしわたるべからず」と書いてあるのに

堂々と橋の真ん中を通る一休みたいな奴が必ず出てきます。

世の中には。

「端は渡ってないもん。どこに橋渡っちゃイケナイっ書いてある?」って。

 

子どものときそういう奴いましたよね。

「何時何分何秒、地球が何回まわった日?」とか。

 

そういうトンデモさんの

パンチの利いたトンチ(言い分)を通すまいと

 

民法の作られた意味や、条文作成者の意図(立法趣旨)

あれやこれや推測し

トンチ野郎をはねかえすのが

学者や裁判所の仕事(のはず)なんですね。

 

その結果生まれるのが「判例」や「通説」と呼ばれるものです。

 

必ずしもはねかえせないのが面白いところですが(笑)

 

ちなみに「判例」とは

最高裁判決」を指すことが

一般的なようです。

地裁・高裁の判決は「判決」です。

 

そして

「判例」は

実質的に新たな条文として機能しています。

 

「最高裁の判決」≒ 新しい条文です。

 

今後、判例で示された基準というものは

まず覆りません。

 

それが良いことなのか悪いことなのかは知りませんが

現状はそういうものだ

とだけ覚えておいてください。

 

ちょっと長くなってしまいましたか。

 

チビが「いちご、いちご」と

騒ぐので失礼します。

 

ではまた。

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