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FX ファンダメンタルはやはり分からない!

父はバカなので

ファンダメンタルのことは気にすることができません。

可能なら、長期予測にファンダメンタルを気にした方がいいと思う一方

やたらと混乱してしまうのも事実で

過去にもファンダメンタル無視を決め込みました。

 

とある本に

通貨予測モデルとして

・国際収支理論

・購買力平価理論

・金利平価理論

・マネタリーモデル

・実質金利差モデル

・資産市場モデル

・通貨代替モデル

と、なんと7つも紹介されていました。

しかも、当然と言えば当然ですが

それぞれの理論には限界があるというではありませんか!?

 

頭がクラクラしますよ。

 

たとえば

購買力平価理論は

マクドナルドのビッグマック

で比べたりすることが多いです。

 

1ドル=100円として

日本のビッグマックが300円(3ドル)

アメリカのビッグマックが4ドル(400円)

タイのビッグマックが2ドル(200円)

だった場合

1ドルの価値が最も高いのはタイですね。

4ドル出さないとアメリカではビッグマックが買えませんが

2ドル出せばタイではビッグマックが買えるからです。

 

ビッグマックを基準にすると

タイでのドルの力は、アメリカの2倍である。

それゆえ、この通貨の価値のアンバランスを解消するためにお金が動く

という理論です。

(現実的ではありませんが、タイで2ドルでビッグマックを買って、アメリカに4ドルで売る

というような経済活動が必然的に発生します)

 

このような、お金が移動する要因が

国際収支や貿易や金利と複数あって、それぞれに理屈があって、

単体の理論では限界(説明しきれないこと)があるようです。

 

これらの理屈を

知らないよりは知っておいた方がよいでしょうが

経済学部の授業みたいなもので

実践で役に立つのかどうか?

また、全ての理論を組み合わせ

新しい理論を作ることに注力するべきでもないと考えます。

ノーベル賞級の努力が必要でしょう。

 

ちなみに

7つの理論のうちの2つを組み合わせるパターンは

何通りあると思いますか?

 

正解は

21通りです。

むむむって感じですよね。

まあ、7つの理論のうち7つを組み合わせるパターンは

1通りですが。

 

以上を踏まえた上で

「いや、俺はファンダメンタルを追求するぞ」というのなら。勝手にしてください。

 

ただ、「わかった。無視する」という素直な場合でも

重要指標と呼ばれるものの発表のスケジュールだけは押さえておきましょう。

 

ではまた。

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