我が家でも子どもたちは
2020年の3月〜5月の3ヶ月間もの外出自粛をしています。
私自身は、かねてより「騒ぎすぎだ」というスタンスですから
国およびメディアがこのような状況に陥っているのを冷笑するしかありません。
私ごときが偉そうに言える何ものでもありませんが
この特異な状況について、我が子の後学のために記しておきたいことがあります。
結局、今回のコロナ騒動がもたらしたものはモラルハザードです。
よその国のことは知りませんが、
少なくとも日本ではモラルハザードがおきている
または、おきるでしょう。
もともと日本人にモラルがあったのか、そもそもモラルなど無かったのではないか
であれば、ハザードもクソもない、のかもしれません。
要するに、人間の利己的な欲望がむき出しになりました。
・政府批判が止まらない(選出した自分たちへの反省はない)
・給付金は欲しい
・しかし、(将来的に必ずおこるであろう)増税による税金は払いたくないはず
・政治家と公務員の報酬を下げろ
・マスクは欲しい
・政府の批判はするが、政府のいうことを聞かないで外出する他人は許せない
・他人がマスクをしていないのはもっと許せない
・他人が営業してお金を稼ぐのも許せない
・自分や見知った人は死んで欲しくない(けど、知らない人が死んでも関係ない)
といったところでしょうか。
人間もアニマルで利己的ですから、このように考えることはごく自然なことでしょう。
ただ、自分の子どもに見せたい大人の態度ではありません。
極力、ニュースも見せないようにしています。
私はお金よりも命が大切だとは考えませんし
世界中の人が私と違って命を大切にしているとも思えません。
マラリアで毎年何人の人が死んでいるのか(約40万人)
日本での年間の中絶件数がどれくらいあると思っているのか(約17万件)
を少しでも調べてみれば
国が音頭をとってここまで経済活動を停滞させる必要があったのか大いに疑問です。
今でもすでに起こりつつあり、これからも起こるであろうことは
・欧米人によるアジア人への差別(またはその反対)に起因する観光の衰退
・家賃、税金の滞納・猶予による税収の減少
・給付金、補助金、融資制度の悪用による受給の増加
が考えられます。
差別問題はおいておくとしても
・家賃や税金を払わない、または支払いを遅らせる
・もらえるお金はどんな手段を使ってももらっておく
というのは
現在の貧富の差を問わず
利己的な経済合理性からは必然の行動です。
この流れを止めることはできないでしょう。
私は子どもに誓って、このようなことを意図的にするつもりはありませんが
周囲の経営者の中には、不要とも思われる融資を得ている人もいます。
(ほぼ無利子で借りられるのならば、借りておくのが、社員の生活を守る経営者として正しい面があります)
私が子どもに伝えたいのは
自分の収入が安定していれば
政府に頼ることなく、誰かを批判することもなく、不正にお金をもらうこともなく
穏やかに暮らせるだろうに、ということです。
ではまた。