就職・転職・バイトの面接に受かる極意

interview 独り言

面接に受かるためには採用者側の気持ちを考える

私は過去に、某大手・新卒求人募集の広告メディア会社で働いたことがあります。

また、私自身がアルバイト・就職・転職を20回以上経験し

面接で落ちた記憶は2回しかありません。勝率は9割以上です。

 

さらに私自身が、採用の面接官となって転職希望者と話してきたこともあり

応募する側と募集する側の双方の気持ちを理解しているつもりです。

 

某大手通信会社に勤める私の知人も新卒採用において

「みんな口を揃えてサークルの幹事だったアピールをしてくる。大学は幹事だらけだな」

と笑っていました。

この指摘は、意外と重要なことを示唆しています。

 

別の会社の面接担当者は

「私も面接であれこれ質問するけれど、見ているのは「結局、あなたはどういう人なのですか?

ということだけ」とも言っています。

 

採用者側の気持ちになって考えることが、面接突破の近道です。

仕事に必要な3つの要素

私たちは、仕事を求めて応募するわけですが

採用試験というのは企業側が「あなたは仕事ができるようになるか?」ということを見ることができる

初めての機会でもあります。

ここで仕事とは

依頼者の設定した締め切り(納期)を守りつつ

依頼者の要求する水準を上回るパフォーマンスをすることで

報酬をもらう

3つの要素を全て満たすことと定義しておきましょう。

 

例えば、このブログには執筆依頼者も納期もないので、仕事ではありません。趣味です。

誰からも依頼されておらず、よってパフォーマンスもどうでもいいので

依頼者からの報酬も発生しません。

書いていて悲しくなってきました。

 

つまり、企業側は、あなたを採用することで将来的に利益(報酬)を得るため

約束の納期を守れそうな人間か?

依頼者の要望に応えられそうか?

ということを根本的に見ており

そこに追加して、人間性、またはすでに働いているメンバーとのバランスによって

総合的に合否の判断をすることになります。

 

ですから、例えあなたが素晴らしい人材であったとしても

すでに働いているメンバーと何かがバッティングしてしまいそうな気がする

というだけの理由で不採用になってしまうこともありますが、それは仕方ありません。

それこそ、「縁がなかった」「タイミングが悪かった」のです。

 

面接でわかること

面接という短い時間で、あなたのことをどれだけ分かるというのでしょうか?

 

例えば、面接の時間に遅刻をしてしまうことが確実な場合

・何の連絡もせずに遅刻をしてきたら、私なら面接をしません。

したとしてもすぐ終わらせます。

・早めに謝罪の連絡と、理由、到着時刻を教えてくれれば、プラスの評価さえするかもしれません

後者の人間の方が、納期・締め切りの意識があるとみなせるからです。

 

履歴書の字について、よく「字が汚くても丁寧に書くように」と言われるのも

(私はワープロで構わない派ですが)

乱雑な字は、依頼者(企業側)の求める水準を上回らないパフォーマンスだからです。

誤字・脱字があるのもNGです。

人生を左右するかもしれない書類を見返さずに提出するその稚拙さは、

給料を払いたくないと思わせるに十分なので。

 

よく知られているように

アイデンティティ(自己の存在証明)というものは、他者との関係性がなければ規定ができません。

例えば私なら、子の親であり、妻の夫であり、両親の子である、という風に。

ですから、あなたが面接にて「サークルの幹事」と言ったところで

他の多くの人がサークルの幹事と言っている以上、結局あなたが「誰」なのか、他の人とどう違うのかが

面接官には何も伝わらない、ということになります。

 

いつだって面接希望の連絡をしてもいい

よほど大手の会社に勤めたいのでない限りは

興味のある会社に直接電話をして、面接を受けたい旨の連絡をすることは失礼ではありません。

 

特に中小企業は、良い人材というのを常に探しているはずですから

エントリーの門戸は広くしています。

 

また、私の経験上も、転職サイト経由ではなく、直接応募してくる人のほうを

自主性がありそう」「ガッツがあるな」と考える傾向にありました。

 

ただし、いきなり履歴書を送るのはやめた方がいいかもしれません。

企業側は開封して履歴書を見るでしょうが、突然すぎます。

 

逆に、事前に「履歴書を応募したいのですがよろしいでしょうか?」と断りを入れて

OKが出たら速やかに送る、という手順を踏むだけで

・事前の連絡

・約束通りの速やかな実行

という評価が加えられ、前向きに履歴書を読んでもらえる確率が上がります。

 

また、できることなら(いや、必ずや)、応募先のホームページは隅から隅まで読みこんだ上で

履歴書や職務経歴書を書きましょう。

たまに「なぜ君は我が社に応募を?」と言いたくなる

何も下調べをしていない人を面接するのはとても疲れますし、お互いの時間の無駄です。

 

あとは、自分の言葉で話すことです。

よそいきでとりつくろっても、面接中に見抜かれるか

首尾よく入社しても、「面接ではいいと思ったのに」と思われるのが関の山。

 

緊張するのは仕方ありません。

緊張していることは面接官にマイナスになることはなく(少なくとも優しい私には)

むしろ、緊張しているほうが、「これに賭けている」感があって好ましくさえあります。

 

面接で言うべきでないNGなこと

一般的に企業は採用活動にそれなりの費用をかけています。

1人を採用決定するまでのコストが100万円かかるのも珍しい話ではありません。

ですから、お金をかけて採用した人には

できるだけ長く働いてもらって費用を回収したいと考えるのが普通です。

 

にもかかわらず、応募者の中には

「他社にも応募してます」と堂々と二股(かもっと)を表明したり

「5年後には独立したいと思ってます」とか言ってしまう人がいます。

恋愛関係で考えればどんなバカでも

「一途」に「末長く」愛することを一応表明するでしょうに。

 

自分は引くてあまたの有能な人間だとアピールしたいのか、

嘘のつけないとても素直な人なのか知りませんが

採用面接官が聞いて嬉しい情報ではありません。

 

正解は、あなたが心の中でどう思っていようが

御社で長く働きたいと思っている」と表明すべきです。

面接の段階で、野心は見せるべきでないし

見せるにしても「いつか御社でこういうことを成し遂げたい」という野心のみが受け付けられます。

 

会社は、あなたの独立を助けるために給料を払うわけではありません。

むしろ、あなたの独立とはすなわち、自社の競合の誕生を意味するのですから

その手助けをするはずがありません。

会社は、職業訓練校ではないのです。

 

結局「まともな人」がいい

身もふたもない言い方をすると、採用する側は「まともな人」を選択しがちです。

応募者側からすると、多くの応募者の中から印象に残らなければいけない、と考えがちですが

爪痕を残そうとするのは新人芸人のすることであって、

組織の歯車になりにいこうとする人間のすることではありません。

(組織の歯車というのは決して否定的な意味をもちません。

世の中には困難な事情をかかえて、「組織の歯車にさえなれない」と悩んでいる人は大勢います。

「組織の歯車にはなりたくない」などというのは、甘えたロックンローラーのセリフです。)

採用する側が「まともな人」を選ぶのにも理由があります。

圧倒的多数の応募者がまともでない(書類の不備・身なり・質問がバカなど)事実

(趣味の草野球がある日は休んでよいか、という質問をされたことがあります)

・入社後の配置転換で使いやすい(ツブシがきく)。採用者の責任が問われにくい。

からです。

 

私も若かりし頃、長髪のまま面接を受けましたが落ちました。

当時は、「ちぇ。こっちから願い下げだぜ」と思っていましたが、当然の結果です。

 

100人の応募者から履歴書が届いても

「面接をしてもいいかな?」と思えるのは10人もいません。

そして実際に会ってみて、どうしようかな?と迷うのが2〜3人という感じ。

その2〜3人というのは、別に特段なにか他の応募者よりも秀でているというわけでもなく

脱落者を削ぎ落としていっただけで、それくらいまで減ります。

この段階になってはじめて

各人の個性や特性、社内とのバランスなどを考慮して決定していきます。

最後は運や縁やタイミングが決めることです。

 

ではまた。

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