FX業者について下の記事で
国内FX業者と海外FX業者があると書きました。
普段、私が読んでいる経済誌に載っていたり電車で見るFX業者の広告は
国内FX業者のものです。
日本の金融庁に登録しているのは日本のFX業者なので
当たり前といえば当たり前です。
芸能人を広告にしたりして
大きく表示されているのは「スプレッドの狭さ」と「固定スプレッド」です。
スプレッドは買値と売値の幅で、FX業者の手数料みたいなものと考えれば良いですが
狭ければ狭いほど良い
のは事実です。(米ドル/円 0.2銭とか)
父は最初、スプレッドのことも知らなかったし、あまり考えたこともなかった。
ただ、なんでFX業者によってスプレッドが違ったり、固定だったり変動だったりするのだろう?
(例えば父の使う海外XMは米ドル/円 2.4銭とかで、20倍も違う)
と思うようになりました。
そこで調べてみると主に
国内FX業者はDD方式(dealing desk)
海外FX業者はNDD方式(non dealing desk)
と全く異なる仕組みを採用していることを知りました。
一番重要なのは、国内FX業者を利用するトレーダーの取引相手は
どこかのトレーダーではなく、その国内FX業者だということ。
こちらの出した買いの注文に対して、売ってくれたのはFX業者なのです。
だから、こちらが儲かると、国内FX業者は損を出すので
基本的に国内FX業者は、自分たちを利用しているトレーダーに損をしてほしい
という心理が働きやすい。
このことから起こる、様々な弊害については自分で調べてみてほしい。
だからと言って、国内FX業者を利用すべきでないとはいいません。
税金面では海外FX業者を利用するよりメリットがある。
海外FXの業者は、国内よりもレバレッジが高いのが魅力だし
注文の約定のしやすさも安定していることが多い。
ただ、怪しいところがあるのも事実。
顧客からのお金を持ち逃げしてしまう可能性も0ではない。
伝えたかったのは
完璧な人がいないのと同様、完璧なFX業者などというものも
世界中を探してもないのだ、と知っておくこと。
両者を比較すれば、よいところ、そうでもないところはある。
その中で、父は海外のXMという業者を利用している。
注文が通らなかったことはないし
入出金もスムーズで、拒否されたこともないし、その噂も聞かない
(当然のことかと感じるかもしれないが
他の業者で出金拒否されたという報告はネット上にあふれている)。
問合せに対する回答も、そこら辺の日本の金融機関よりもずっと早い。
正直、スプレッドの広さは気になるものの
それ以外に不満に思うところはあまりない。
レバレッジがXMより大きい1,000倍のところもあるにはあるが
計算してみれば、888倍も1,000倍も大差はないし、
888倍もあれば十分です。
国内だから安心、とは言えない時代が、もう、すぐそこまで来ている(byぺこぱ)