FXの取引スタイルには
大きく分けて5つあると言われています。
それぞれ、それだけで本が出版されるものですが、超簡単に解説。
1 スキャルピング
scalp(頭皮)を刈るように、小さい値動きを狙って、秒〜分単位の間で細かくトレードします。
1度のトレードでの損益は小さいので、何度もやります。
専門の人は1日で800勝200敗とか。すごいね。
ずっとチャート画面に張り付いていなければならないので、父はやれないし、君たちにもすすめない。
2 デイトレード
1日で取引(エントリーとイグジット)を完結させるスタイル。
スキャルピングに比べるとチャートに張り付く必要はないし、翌日にポジションを持ち越さないため
ゆっくり眠れる人気のスタイルです。
父は何度か挑戦しましたが挫けました。
理由は1日で終わらせると誓っていても、損失が出ているとなかなか損切りできず
「明日戻るかも。。。」なんて気持ちになってしまうから。
3 スイングトレード
厳密な定義はないようですが、数日から数週間、時には数ヶ月保有するスタイル。
スキャルピングやデイトレードよりも期間が長い分、値幅の動きも大きいので
含み損または含み益は大きくなる傾向です。
父は、なりゆきで、(デイトレードができないから)このスタイルかもしれません。
ロットさえ控えめにしておけば、チャート画面に張り付く必要もなく
ゆっくり眠ることもできます。
4 長期トレード
あまりいないと思いますが、
例えば現在のドル円110円はいつか90円まで下落するにちがいない
2年でも3年でも持つぜ。みたいな。知らんけど。
5 スワップトレード
割と日本人には人気があるようです。
スワップとは通貨ペアの金利の差を指します。
簡単にいうと
米ドル/円をロング(買う)と、持っているだけで毎日ちょっとずつお金が増えます。
逆に
米ドル/円をショート(売る)と、毎日ちょっとずつお金が減ります。
他にも増えるペアの保有の仕方はいくつもあるので
それに着目して(今だとトルコリラなのかな)スワップの増加を目的に長期で持つスタイルです。
父は、あまり興味がありません。
最初スワップの増加を見たときは「なんじゃこりゃ?」と思い嬉しくもありましたが。
2通貨の間の金利の差は変動するので、長期投資に本当に向いているかどうか
スワップの増加分より、価格の下落幅が大きくないか、は注意する必要があります。
スワップについては次回もう少し補足をしますね。
父としては、スイングトレードの心構えを持っておきながら
もし可能であればその日にトレードを終わらせるデイトレードをすればいいと思う。
下でも書いたけど
「取引を1日で完結させたい」という願いは
相場にとっては関係のない、自分の勝手な、ひとりよがりだからね。
ではまた。
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