これから我が子が
どのような職業につくのか
大いに楽しみにしています。
どんな職業であれ、子たちの性格にあった楽しい仕事であってほしいと
心から祈っています。
精神を病んでしまってもしがみつくべき仕事などない
と断言します。
FXトレード業界(そういうものが存在すればの話ですが)では
重要なこととして
手法
メンタル
資金管理
の3つが挙げられることが多い、というか、ほぼその3つの話しか出てきません。
今日はメンタルについて思うところを書きます。
業界内では
「メンタルを鍛えましょう」派
「メンタルは鍛えられません」派
の2派があります。当たり前か。
結論から言うと
人間のメンタルや性格は生まれつき決まっているので、
訓練すれば鍛えられるものではないと考えます。
ふたりの子の成長を見ていて、ますますそう考えるようになりました。
生まれた時から、全然性格が違うし
その性格のまま大きくなってくれています。
例えばアガリ症の人が、訓練をすることで克服するということもあるでしょう。
最初の運転は緊張して失敗したけれど、
繰り返して慣れることで緊張しなくなった
ということもあるでしょう。
しかし、それでも初めての体験に直面した時に
どう感じるか
という反応のパターンというのは個人差があります。
メンタルが弱い
ということは
心拍数が上がる
と言えるかもしれません。
メンタルが強い
ということは
心拍数が上がらない
ということ。
不思議なもので
度胸がある、肝がすわっている
という人はいます。
もう、そういう人たちは心拍数が上がっていないんですよね。
何かの本で、猟奇殺人者は生まれつき恐怖を感じにくく、心拍数が上がりにくい
と読んだことがあります。
残念ながら、私もあなたも心拍数は上がりやすいタイプだと思います。
それに、恐怖心を感じにくい状態を、
我々はトレーニングで目指すべきでしょうか?
否。
FX相場におけるメンタル問題とは、
含み損が膨らんだ時に焦って損切りをしてしまう
含み損に耐えて塩漬けになってしまう
すぐ含み益を利益確定してしまう
という
人間として生まれてきたからには避けようのない心の動きのこと。
損大利小になってしまうのも、本能に従うのであればやむをえないこと。
含み損が増えても焦らない
含み益が増えても欲しくならない
というのは、人間としてただ鈍感なだけで。
鈍感な人間はパートナーと良好な関係を続けていけません。
であれば、メンタルの鍛え方を探すのではなく
他の2点の
手法と資金管理についてのルールを確立すること。
メンタルが動かない状態での
自分の性格にあったトレード方法を模索すべきです。
答えは、外部にあるメンタルトレーニング法ではなく
自分の内側にあるのです。
ではまた。
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