なんとなくはダメです。
なんとなくでいいのは
クリスタルとザ・スパイダースの曲だけと決まっています。
おそらく世界で一番
FXや株のチャート画面で表示されているのが
移動平均線だと思う。
さあ、君はどの期間設定で移動平均線を表示しますか?
20・30・60・90・150・200などなどなど
という数字があり
しかも
その数字の単位は「日」だったり「ローソク足」だったりするよ。
複雑だね。複雑だよ。
ある人は
30・90・150の3本を表示させていると言ったり
20・200の2本を表示させていると言ったり
と全然違う。
これはどちらかに絶対的な正しさがあるのではなく
トレードのスタイルや
メインで見ている表示画面の時間足にもよると思う。
君たちが一番やってはいけないのは
インターネットとかを見て
「あのトレーダーが儲かってそうだから、なんとなくマネしよう」です。
根拠が「なんとなく」というのは一番ダメ。
永続性、再現性、検証性が著しく劣るからです。
同じ理由で誰かのトレードを同じタイミングで真似をする
「ミラートレード」というのもやめたほうがいい。
なんとなくでも利益が出るかもしれない。
利益出すためにやっているのだから
「利益を出している人が一番エライ」という考えもあるでしょう。
しかーし
何かの理由で損が出たとき、エライ人は損失を補填してくれるだろうか?
エライ人が突然死んだら、君たちはどうするのか?
また違う人を探す?
それでは君たちはいつまでたっても成長ができない。
たとえば
日足の移動平均線は
現時点で父は
240日線、200日線、21日線を基本にしている。
まず、240日線というのは、実際あまり聞かない期間で
長くても200日(アプリの機種によっては150日まで)くらいかと思う。
理由は
大体、248日くらいが米英日の銀行の金融機関の営業日だから。
この5年間調べましたよ。
土日は世界中で約104~105日
祝日は日本が15~16日くらい、アメリカが10日、イギリスが8日
計算すると
日本の営業日が244日とかでアメリカ・イギリスが250日くらいになる。
だから、1年の平均を表示させる目安として、240日線を使う。
それが私の理由。
200日線は
「1年の平均を示す」と言っている人もいる。
上記の理由で私は違うと考えるが
目にするチャートの多くで200日線が表示されており
実際、表示させている人が多いのかもしれない
また、グランビルの法則という有名な法則が200を使用している
つまり
大勢に意識される価格となりえる
という理由から。
21日線は
1か月の平均を示すものとして
248日の営業日を12で割ると、20.777日となるから。
これも、20日線を使っているという人もいるけれど
自分なりに考えた結果です。
実際問題は
「サポートライン、レジスタンスラインとして効く線」
が正解と言えるし
21・200・240日線が効くかはわからない。
効くときもあれば、効かないときもあるでしょう。
大切なのは
自分で考えた根拠に基づく軸・仮説
を持つことで、失敗をしても微修正できることです。
なんとなく、ではそれができない。
クリスマス・イヴに書くことでもないけれど。
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