不動産のためになる話 不動産

不動産 宅建資格を要求する求人募集が信じられない話

だいぶ以前のことになりますが

とある某日新系の雑誌をぱらり~

としていたところ

 

業界ではちょっと有名な

悪どい不動産業者Aの代表

我が物顔(私の主観)でエラそうに

不動産業界の行く末を憂いていました(笑)

 

しかも、その業者さん

その雑誌に取り上げられたのは初めてではなく

おそらく2度目かと思われます。

 

ホームページに自慢げに書いてあるので。

 

もう、なんか、悲しくなっちゃいましたよ。

 

不動産業界を憂う前に

おたく自身を憂いたらどうだい??

と思わずにいられませんでした。

 

というか雑誌サイドも

取材能力が肝なのですから

もっとちゃんと取材しろよ!!という感じです。

 

大手出版社が取り上げたら

きっと読者は業者Aを信頼しますよ。

 

するとどうなるかと言えば

業者A以外の誰も幸せにならない

明らかなことですし、業者Aの思うツボでしょう。

 

ただでさえ一般的に評判は芳しくない不動産業界です。

 

大手に取材される業者というのは

そう多くありません。

 

そのような状況の中で

大手に取材されて記事になれば

一般の人は安心しちゃいますよね。

 

でも実際は、不動産業者間でも噂になるくらい

A社はヤバイことやってます

 

なんで営業し続けているのか不思議なくらいですけど。

 

今回あなたにお伝えしたいのは

あたながお客として不動産業者を選ぶ際は

大手が取り上げたとか広告量の多さとかではなく

身近な人からの情報のほうが確かです。

 

また

あなたが宅建試験に合格したあとに就業する業者に関しても

要注意ということです。

 

本当はこんなこと言いたくないのですが

 

大手ほど「宅建なんて持っていて当然」という雰囲気があります。

それ自体はいいことです。

社をあげて資格取得を奨励しており

宅建合格者・宅建士の割合も多い(仕事の質は別ね)。

ですから、宅建資格をぶら下げて

大手を訪問しても「へえ」みたいな感じで

たいしたプラスにもなりません。

 

一方で、求人広告で

宅建士 急募!」みたいな業者は

あなたを厚遇してくれそうな気がしますよね。

 

でも、宅建士を急募しているような業者って

チョー怪しくないですか??

 

私は

宅建士の資格を採用基準としている業者を信じません。

 

なぜなら、大手のように

社員教育の一貫として取得させていくのが普通であり

 

従業員の多くが取得していれば

あえて「経験」ではなく「資格」を重視した採用などする必要がないからです。

 

「経験」よりも「資格」を重視した時点で切羽詰まった印象があります。

 

業者として宅建士の設置規定を満たさない、とかね。

普通に営業していて、宅建士が足りなくなる状況に陥る(つまり、宅建士がやめる)ことに

なっている不動産業者は、超ブラックである確率が高い。


あなたが次の宅建試験に合格したとしても

そのことと、よい働き口としての

宅建業者を見つけることは別問題だと思いますよ

と言いたかっただけです。

 

ではまた。

-不動産のためになる話, 不動産