不動産のためになる話 競売(けいばい)編

auction 不動産のためになる話

父は長いこと不動産業界にいますので

よそのお宅の中に入ったり

よそのお宅の内部の写真を見たりすることがあります。

 

普通、よほど親しくないと、よその家の中には招待してもらえませんよね。

 

ところで、競売って知ってますか?

不動産業界では「きょうばい」ではなく「けいばい」と言います。

主に住宅ローンが支払えなくなってしまったので、裁判所で売るやつです。
     

誰でもインターネットで物件の情報を見ることができるので、

興味があればアクセスしてみてください。

自宅の近くとか検索すると面白いかも。

 

父は、競売物件のお宅の中も数々見ましたが、

共通しているのは、ほとんどのおウチが、散らかってます

 

ゴミ屋敷かっ

というお宅も多々あります。

 

整理整頓ができない性格だからローンが支払えなくなってしまったのか

ローンが支払えなくなって、心がすさんでしまったのか

そこらへんは分からないけれど。

 

でも、散らかり率は本当に高いです。

 

まあ、キレイに使っている家なら、競売になる前に任意売却といって、

普通の不動産屋さんを通じて売却できちゃうのも事実です。

  

家をキレイにしておくのは大切ですよ!!

 

不動産とは無関係の業界の人とお話をさせてもらうと 

「競売ってヤザが居座ってたりするんでしょ?」

「だからシロウトは参入できないんでしょ?」

 との質問を結構されます。

 

いつの時代の話だ(笑)

 

かつてはそういう状況があったと聞きます。

 

あったのでしょうね。

 

でも、競売物件のほとんどに

いわゆる「占有屋」がいたとまでは聞いたことがありません。

 

いたとしても珍しいケースだったと思います。

 

現在はどうか?

 

法律の改正もあり、

「占有屋」がいるケースなんて1%もないと思われます。

 

基本的に、ほとんどの競売物件が

住宅ローン滞納の抵当権実行による物件処分です。

 普通の人が住んでいる一般住宅ですよ。

 

普通に考えて、反社会的集団が介入なんてしません(笑)

 

ですから、その点は安心していいでしょう。

 

ただ、「シロウトの参入が難しいのでは?」

との問いには正直「イエス」と答えざるを得ません。

 

なぜか。

 

あなたが「この物件安いし欲しい~」と思って入札しようと思うとします。

 

そうすると、入札に参加するためには通常

「売却基準価額」というものに対する20%のお金を

事前に裁判所に預けなければいけないんですね。

 

落札できなければ、もちろん戻ってきますよ。

没収されると思い込んでいる人も多いですが、そんなわけありません。

 

つまり、ある程度まとまったキャッシュのある人

でないと入札の参加資格すらないんです。

 

これはシロウトには相当高いハードルだと思います。

 

競売に不動産業者の参入が多いのは

個人と違い、キャッシュがあるからです。

 

また、たとえキャッシュのある個人であっても、

落札価格の面でプロである業者との勝負に勝つことは簡単ではありません。

 

こういう風に書くと、

結局「競売はシロウトには難しい」と思われるかもしれません。

 

まあ、簡単ではないです(笑)


だって、相場よりも安く買おうというわけですから

楽に金儲けできないのか、と嘆くのと同じことです。

 

ただ、競売というだけで恐れるほどのことはありませんし、

はじめから競売物件を敬遠してしまうと

業者さんの思うツボ、ではあります。

 

無知であることは、結構ヤバイです。

 

実態を正しく知れば選択肢が広がります。

 

宅建試験にだって通じることですよ。

 

ではまた!

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