投資全般

うわさ話と商売と

昨日うれしいことがありました。

息子が、習い事の水泳の帰り道

家族のためにリンゴを3個、自分のおこづかいで買ってくれたのです。

 

帰宅した私に

「ねえ見て。フジっていうんだよ。1個だと150円で3個だと390円だったんだ」

と話す、息子のかわいさったらない。

夕飯後に全員で食べたリンゴはおいしかった。

(息子が支払った390円は妻があとで息子に払ってあげたみたいだけど。)

 

また息子が「道ばたでリンゴを売っていて、イタリアの朝市みたいだった」

などと、やたらシャレオツな発言をするものだから

昨年イタリアに連れて行った甲斐があるというもの。

 

旅に出よう。

そして自分の目で見よう。

 

メディアはいつの時代も

「~業界の終焉」「崩壊」「危機」といった煽り文句で特集をします。

その予想が的確にあたることはまずありません。

だから私は新聞を読むのをやめました。まったく支障がなくてびっくり。

 

それでも視聴者や読者が喜んで見聞する

つまり「売れる」から特集している側面もあります。

我々は、誰かが危機に瀕しているという噂話が大好きな生き物らしい。

 

30年前 小学生だった私に

「石油はあと30年で枯渇する」

「日本の借金が膨大すぎて、日本は倒産、滅亡する」

と言っていた大人のひとは、今もお元気ですか?

 

伝言ゲームすらうまくできない人間の噂話には

必ず尾ひれがついて

スタート時とは似ても似つかないような話ができあがってしまいます。

 

FXでは

「噂で買って、事実で売れ」という格言があります。

命令形の格言というよりは

「なんとなく、噂によってジリジリと価格は上がるけど

事実が確定すると、ドーンと価格が下落することが多いのが相場」

と考えればよろしいかと。

 

噂を信じちゃいけません。

 

噂話を流しているのは誰だ?

それで稼いでいるのは誰だ?

あなたはもう知っているはずです。

 

ではまた。

 

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