メリークリスマス
今朝、枕元にあったプレゼントを見て
チビは「サンタさんがきた~」と喜んでいるのに
君は「誰がいつおいたんだろう?」なんて言いながら
開封したマインクラフトのレゴを見て
「思ってたのと違う」などとのたまったため、父は悲しくなった。
と同時に、小学生の君がまだサンタの存在を信じているらしいことを
ほほえましくも思った。
「僕がシボレーのやつがほしいって、知っているはずなのに。。。」
父も母も、初耳だよ。
ともあれ、サンタの正体は、我が家では親です。
先日、トイザらスに行ったら、多くの親子連れでにぎわっていました。
昔なら「ケっ」とか思っていたけれど
親になった今、多くの親がこどものためにおもちゃを買う
サンタクロースという伝統芸を大人が一丸となって守っている
というのは無条件にいいことのような気がしている。
ところで昨日、君は父とのケンタッキーの帰り道
通りすがりのサンタのコスプレをしたカップルに
「メリークリスマス」と言われて手作り感のあるキャンディーをもらったね。
知らない人からものをもらってはいけない
けれど、善意でくれたであろうそのキャンディーを食べさせていいのか否か
私は困った。
「毒がはいっているかもしれない」などと教えるのはよくない
と妻からおしかりを受けた。
はてどうしたものかと思ったが
君には食べさせないことにした。
「フリーランチ(無料の昼食)はない」という言葉がある。
一見無料に見えても、どこかでその代金は回収されているはずだ
とか、
すべての問題に答えを与える汎用性ある手法はない
というような意味だ。
まあ、昨日のキャンディーは完全無料だったと思う。
このブログも無料で公開していて、君たち以外の誰かの役に立つならうれしい。
もし万が一、キャンディーに異物が混入していた場合
これまで君たちに安全な食事を与えてきた親として
なぜ与えてしまったのかと後悔することになると思えた。
キャンディーが問題なかったとして
得られる満足は、キャンディーひとつぶの糖分だ。
リスクとリターンを比較して、今回は与えないという結論になった。
もう1点
すべての問題に答えを与える汎用性ある手法はない
に関し
あらゆるギャンブル、投資手法について
我々個人が思いつくような方法は出尽くされている
と考えたほうがいい。
コンピューターの発達に加え、多くの数学者が大手資本の資金援助のもと
資産運用、投資手法を研究している。
競馬の予想だってプログラムがあるくらいだ。
何が言いたいかというと
君たちが、君たちの性格にあった投資手法をみつければよいのであって
マーケットメーカーを凌駕しようなどと思わないでほしい。
ジャイアントキリング
一矢報いる
判官贔屓(ほうがんびいき)
Beat the Dealer
とかを最初から狙わない。
狙ったところで、勝てないし
勝てないどころか潰される。
事実、金融機関やカジノは、気に入らない顧客を
出入り禁止処分をして排除することができる。
小さくはじめて、ちょこちょこ勝ちながら、大負けは避けて
たまに大きく買ったりして、トータルで勝てばいい。
目立たずにフィールドに立ち続けるのも重要なことです。
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