独り言

営業とは? 独立するなら営業力は必須です。

営業できるやつが一番強い

営業職というのは、今も昔もあまり人気のある仕事ではないですね。

キツい、泥くさい、ノルマがある、というイメージです。

冒頭の「営業できるやつが一番強い」というセリフは

私の昔の師匠がつぶやきました。

当時の私にはピンときませんでしたが、今となってはとても腹落ちするセリフです。

我が子にもいつか営業を経験してもらいたいと思っています。

私の今までの経験から言えること、子どもにも伝えておきたいことを書き留めておきます。

 

営業とは何か?

書店にいけば「営業」と名のつく本はたくさんあります。

「営業」をひと言で表すと「セールス」、つまり「売る仕事」ですね。

売るものはなんでもいい。

「自分」からはじまって「車」「不動産」「情報」「性」「技術」「やすらぎ」など、なんでも。

 

日本人は自分から売り込むのをよしとしない謙譲の美学のようなものがあって

口コミで自然と売上が拡大するような状態を理想としているところがあります。

 

しかし、理想は理想であって、ベターな方法として

「売り込み」をして認知してもらわないと、せっかくのいいものが普及しません。

いいものが売れれば、それは社会貢献にもなるし、経済活動の源でもあるし、悪いことはありません。

 

何も売ろうとせずに

「誰か俺をヘッドハンティングしてくれないかな?」

「美女が突然、誘いに来てくれないかな?」

と夢想する時間があるならば、自分の魅力を誰かに売り込む努力をしてみましょう。

 

偉い人の考える営業の定義

私のメモにあった誰かが言った営業の定義をいくつか紹介します。

《自分がよいと信じたものを 相手のために 断りきれない状態にして 売ってあげる 誘導の芸術》

《営業とは説得だ》

《営業は、自社の商品を販売するだけではなく、顧客の抱える問題に対して、自社の商品を絡めながら解決策を提

供できるプロ》おそらく大前研一氏

《セールスとは、お客様が主演の物語》

《営業はお金をもらって人嫌いを治すリハビリ》おそらく中島らも

《単なる販売と営業は違う》

《商売の一貫性は、使命感。絶対に役に立つなら大いに売らなければならない。売ることこそ買い手の幸せ》

《小売業の魅力の本質は、予定調和を崩す提案が絶えずあって、おや、今度はどんな新しい提案があるのだろう

か、とワクワクして期待をもってもらうこと》

 

たくさんあって、興味深いですね。

要するに買い手の問題を解決する」ために「いいものを売るということですね。

ブログも同じかもしれません。読んでくださっている人の役に立つべきでしょうから。

やっぱり営業は強い

「買い手の問題を解決する」ために「いいものを売る」ことができる人間は

まずどのような時代においても食いっぱぐれる事はないでしょう。

 

買い手の問題を解決するためには

買い手がどのような問題を抱えているかに思いを馳せねばなりません

この時点で他者への想像力・共感力が必要です。

そして、選択肢を提示しながら、買い手の選択を誘導していく「テクニック」も必要です。

敏腕営業マンが「営業こそ最強の仕事」と自慢するのも納得でしょう。

 

独立するなら営業力は必須

誰にも指図をされずに仕事をしていきたいと、誰もが一度は思います。

そのために資格を取ったり、今いる会社の仕事をがんばって腕をみがいたりして

余人には替えがたいスキルをあなたが身につけたとします。

しかし、営業力がないのなら、独立後に仕事を継続的に受注することは、かなり難しいでしょう。

誰もあなたの存在を知らないのですから。

むしろ営業力さえあれば、仕事をまず受注して、スキルはあとから身につける、というようなことも可能です。

 

営業スキルを磨くには?

営業スキルを磨く、もっとも早道は

本当に実績のある営業の先輩を近くで見ることです。

わざわざ「本当に実績のある」と書いたのは

世の中の営業マンのほとんどが

自分は優れた営業マンだと思っていますから注意が必要です(笑)

それぞれの人が営業について哲学があることでしょうが

買い手の問題解決のためにいいものを売る

という大原則をあなたは忘れてはいけません。

押し売りの営業マンを見習う必要はありません。

 

もしあなたが営業職へ飛び込むことを躊躇しているのだとしたら

思い切って飛び込んでみたらいいと思いますよ。

 

ではまた。

 

-独り言