宅建と言えば
仲介・媒介です。
なぜ「媒介」なんて鬱陶しい用語を使うのか理解に苦しみます。
あなたが
不動産の売却を業者に依頼するときに
あなたと業者との間で「媒介契約」というのを結ぶのが一般的とされています。
(実務では、事前に書面を交わすのではなく、成約時に交わしているケースが多いですが)
どのテキストにも載っていることで
媒介契約には
「一般媒介」
「専任媒介」
「専属専任媒介」
の3つの種類があります。
細かいことは省略します(するんかい)が
売却を依頼するあなたにとっての
業者選びの「自由度」は
一般媒介が最も高いです。
沢山の業者に依頼することができるからです。
一方で
一番「自由度」がないのが
「専属専任媒介」です。
一社独占というイメージですかね。
多くの人が誤解しがちなのが
「一般媒介」=「多くの業者に依頼できる」のほうが
「専属専任媒介」=「一社に拘束される」
よりも
効果的(迅速かつ高値で売却できる)なのでは??
ということです。
普通であれば
多くの人間に競争をさせれば
よりよい果実が手にできるのかも知れません。
プレゼンとかコンペとか大体そういうものですよね。
でも
不動産はそうじゃないんです(苦笑)
業者からしたら「一般媒介」ってやる気が出ないんです!
その物件を売り込もうというやる気が、ね。
交際相手から
公然と「二股(以上)の宣言」をされているのと同じ。
逆に「専属専任媒介」のように
きっつい束縛系のほうが
業者は
「一肌脱いでやろうじゃないか」と腕まくりして
頑張ってくれる可能性が高い。
歪んだ愛じゃあ
ありません。
100%常にどちらかが正解ということではありません。
ケースバイケースですよ。
本日あなたに投げかけたいのは
5人の愛人に依頼するのと
1人の本命に依頼するのと
一体
どちらが成果?が上がるだろうか??
ということ。
是非お考えくださいね(笑)
ではまた。