我が子よ 旅に出すから、このおすすめ本を読め

travel 旅行

明日から新年度ですね。

突然ですが、君たちが15歳になったら、一人旅に出そうと思っています。

 

家族が好きすぎて

「絶対に離れて暮らしたくない。僕は家族が一番大事なんだ」

なんて可愛いことを言ってくれるのはとても嬉しいけれど

きっとそのうち

産んでくれなんて頼んでねえし

とか言い出すに決まってる。

 

下のおチビは突然

「あなたのこと信じてるの」とか言い出してドキッとさせる。

 

父より上の世代の人は

バックパッカーと言って、大きめのリュックを背負って放浪するのが流行しました。

たまたま父の身近にバックパッカーの人が複数いたので

父も大学生の時に、取り憑かれたようにお金を貯めて

40日間、ネパール、インド、チベットをうろつきました。

 

当時はまだ、スマホもなく

『地球の歩き方』

『ロンリープラネット』

『旅行人』

というガイドブックを片手に行き当たりばったりでした。

 

だけど、ひとり旅をするのなら

現代よりも、昔のほうがずっと不便で楽しかったのは間違いありません。

 

今は、ポケトークやGoogle翻訳も使えるし

Google Mapもある。

ホテル、レストラン予約もスマホで簡単にできてしまいます。

 

だからこそ、父は君たちにネット環境の著しく悪い秘境に行ってきてもらいたい笑

 

もはや殿堂入りともいえる、下のお三方の本を読むと、よりそう思います。

 

小田実『何でも見てやろう』

沢木耕太郎『深夜特急』

藤原新也『印度放浪』

 

他に、蔵前仁一さんや下川裕二さんという人たちの本も面白い。

 

特に『深夜特急』は

父が中学校の先生たちに

「みんなに読んでもらいたい本」を挙げてもらった時

複数の先生が推薦していました。

 

父も、『深夜特急』の中で

ヴァチカンで「ピエタ」というイエスを抱いたマリア像に感動したと読み

いつかヴァチカンで本物を見るぞと決意をし

この間、君たちと一緒に見ることができましたね。

 

父が、ひとり旅に出て得た最大の収穫は

旅という非生産的なことはいつまでも続けていられないということでした。

ひとり旅の多くの時間は

移動、食事、宿泊で、基本的に他者にお金を払って用意してもらう必要があります。

そして、ずっと他人の世話を受け続けていると

なんだか、自分は全てを他人に依存していて、非生産的なちっぽけな人間に思えてくるのです。

「ああ、俺も働いて、誰かの役に立たなきゃな。帰ろう。」って。

 

だから、君たちにも是非、ひとり旅に出てもらいたい。

そう父は思います。

 

ではまた。

タイトルとURLをコピーしました