ほとんどの宅建の問題集には
問題の難易度が3段階くらいで示されています。
「A・B・C」だったりイラストの表情だったり。
父はその難易度表示の意味が全然わかりません!!
アレ、何かの役にたってるんでしょうか(笑)??
結構本気で思ってます。
超好意的に103歩ぐらい譲って解釈して
基本的な問題、つまり「Cランク(難)」以外の問題
をすべて解ければ合格できるよ、ってメッセージなのかなあと思います。
難しい問題、いわば他の受験生も出来ない問題を
君たちが出来なくても合格できるというのはホントです。
超ホント。
君たちはAランク・Bランクの問題を取りこぼさないようにして下さい。
でも、本番の試験にランク表示なんてありませんよ???
君たちは本試験で、全ての問題に
がっぷり四つで取り組まなければいけません。
どれもが初見の問題です。
「これは楽勝、これは難しい」
なんて思ってるヒマ、余裕はないのです。
どれも難しく感じます!!
1年に1回しかない試験の本番
どれもCランクみたいに感じて当然です。
誰もが次の10月、そのような緊張した状態になるのです。
そこで質問。
本番前のリハーサルともいうべき問題演習における
難易度表示は、役に立ちそうですか??
文章が下手だな、くそっ(苦笑)
言いたいことは3つ。
・ もっとも難易度の高いCランクの問題を
「できなくてもいいのだ」と甘えることは、
本番での得点UPに繋がりますか??
・ A・Bランクの問題をバッチリ押さえたと思えれば、
本番に落ち着いて立ち向かえるのですか??
どれもCランクに感じるのに。
・ Cランクの問題(つまり全ての問題を分け隔てなく)にも
立ち向かうことでA・Bランクの問題(つまり試験全体)の
理解も深まることがあるとは思いませんか??
ということです。
A・B・Cとか書いてあると
どうしたって先入観を持って問題文を読んでしまいます。
Cランクとあったら身構えて当然です。
Cランクの問題に対して
「いっちょ、やったろうじゃねえか」と思える方は、
合格しますよ。どうしたって。
逆に「Cランクだから解けなくてもしょうがない」とか
「A・Bランクをしっかり押さえよう」って、
Cランクをスルーする方は、落ちるかもしれません。
難易度表示が100%イケナイとは言い切れませんが
受験生に「できない言い訳」を与える可能性は高いと思ってます。
宅建は上位15%が合格する試験です。
君たちのテキスト・問題集の使い方が「多数派」
であれば合格は危ういと
父は言い続けているつもりです。
誰かが決めた難易度表示に
君たち自身の学習方法が左右されることこそ
多数派の証なのではないでしょうか…
本番を意識しないリハーサルに意味はない!
と、父は心底思います。
FXでも同じです。
難易度表示のようなものは、それこそ
プロッキーで「黒く塗れ」です!
ではまた。