宅建合格に役立つ話 不動産

不動産 宅建試験 問題集の答えは先に見る根拠とメリット その1

宅建試験その他もろもろの択一試験において

出てくる選択肢は2つしかありません

 

正しい選択肢」と「誤りの選択肢」です。

 

解釈の微妙な肢というのも稀にありますが

出題者はあとから文句が出てくるのを嫌うはずですから、

かなり明確に正しいものと誤りの選択肢を作ってくれます

 

また、記述試験ではないので、あなたの考えを書くことは決してありません。

 

宅建は毎年20万人を超える受験者のいるマンモス試験です。

採点の手間を考えても

今後記述式の問題が出題される可能性は極めて低いです。

AIを採点に導入したとして、仮に出題されたとしても

文章で答えるというよりは、単語を書く、程度のものでしょう。

 

究極的に、択一試験で試されるものは

「どの選択肢が正しくて、どの選択肢が誤りかを見抜く力」

つまり正誤判定能力ですよね。

 

誤りを見抜く力は、

正しい知識の裏付けがあってはじめて可能になるわけですから、

結局のところ、正誤判定能力を養うには、

 

正しい選択肢を正しいと判断できる力

を磨くことのみが必要です。

 

正しい選択肢を全て拾い上げることができさえすれば、

100点取れますよね!?

 

ではどうやったら

正しい選択肢をキチンと

正しいと判断できるようになるのでしょうか?

 

それには

正しい選択肢を大量にインプットすることが不可欠ではないですか?

私は不可欠だと思います。

 

いや違う、間違った選択肢もインプットすべきだ!

と思う方はクセが強すぎます(笑)

 

もちろん、誤った選択肢を見ることの効用もあります。

 

でも、断言します。

 

初学者なら特に、誤った選択肢を視界に入れてはいけません

誤った選択肢の解説こそ読んでください。

見るだけでいいですから。

 

誤った選択肢と格闘するのは試験直前でいいです。

誤った選択肢を見て、

自分が違和感を感じられるようになっているかどうかを確認する意味で。

 

私はなにをもって「正しい勉強法」というかを僕は知りません。

あんまり興味もありません。

 

以前「正しい勉強法は無数にある」と書いたくらいですから。

独身時代に勉強していた時、

確たる理由があったわけではないですが

なんとな~く、自分のやり方は少数派っぽいぞと感じてはいました。

だって試験会場で

私のように至るところ黒塗りの

問題集を広げてる人見たことないですから。

 

それともデキる人は私と同じやり方でやっていて

でも隠しているだけなのかな??

なんて思っていました。


実際に隠しているだけなのかもしれません。

 

私が100冊を優に超えて読んだ

各種試験の合格体験記で

「問題集の答えを先に見た。それが秘訣」

なんて書いてあるものを見たことがありませんでしたが。

 

結構モヤモヤしたまま、自分の勉強法というものが

別の人にも有効なのかどうか自信が持てないままでいました。

 

でも、わが子どもの成長を見ながら確信しました。

私の採用してきた勉強方法は理にかなっている!とね。

 

そう思わせてくれた我が子である君たちからの2つのメッセージです。

今回は、そのうちの1つを書きます。

 

ひと~つ
想像していたより子どもは間違えない!!

 

意味ワカンネすか。

 

我が家には2人の子がいます。

子どもを授かる前は、子どもというイキモノは

なにごとも失敗を繰り返しながら

徐々に上達していくものだと思ってました。

 

例えば

たくさん転びながら、やがて二足歩行(笑)に移行とか

ゴミ収集車を「ゴミ救急車」と言い間違える時期があるとか。

 

いや~
知らなかったです。

 

ウチの子が超優秀なだけかもしれませんが(冗談ですよ)

 

全然思ってたのと違うんですね。

 

「思ってたより」失敗しないんですよ!

 

昨日まで出来なかったことを

今日イキナリ突然やってのけます。

 

転びまくってやっと立つのではなく

長いハイハイを経てイキナリ二足歩行。

イキナリ、「ごみしゅーしゅーしゃ(ゴミ収集車)」とか言うのですよ。

「ありがとう」みたいに大切な言葉を発する前に

 

徐々に

ではなく

突然100%の完成度なんです。

 

親はビックリします。

 

お子さんのいらっしゃる方は、

かなりの確率で同意してもらえると思います。

 

子育てはそういった驚きの連続があるからこそ

飽きずにやっていけるのですよね。

 

なぜ、子どもが突然

たいした失敗も体験せずにできるようになってしまうのか?

私は専門家でないのでわかりません。

でも、ひとつ確かなのは

子どもの周りには

子どもが次に目指すべき

正しいスタイルや言語に溢れているということです。

 

誰もウサギ跳びやコサックダンスで

家を徘徊していないし

ゴミ「救急車」なんて誤った情報を発する人もいません。

 

私が親として良いお手本であるはずもありませんが

二足歩行をしていることや

ゴミ「収集車」と発音する

というような意味で

子どもはとりあえず「正しい情報」にのみ

囲まれているのは確かです。

 

どんな親であれ子どもに対して

「これはゴミ救急車かな?それともゴミ収集車かな?」

なんてイヂワルに問わないですよね??

 

「あれはゴミ収集車っていうんだよ~」

と教えてあげるはずです。

 

初学者もしくは不合格者の人というのは

いわば「赤ちゃん」みたいなものでしょう。

 

なのにあなたは、間違った選択肢を読む必要があるのでしょうか。

 

私は絶対に違うと思います。

 

試験勉強において「赤ちゃん」のあなたは

本物の赤ちゃんのように

まずは大量に正しい情報(文章・選択肢)を浴びなければなりません

 

間違った文章を真面目に読むだけ

時間と脳みそのスペースの無駄です。

なにより混乱のもとです。

 

試験会場で

「あれ、どこかで見たような文章だぞ?」

と記憶に残っているのが間違いの選択肢ではダメなんです。

 

最後にもう一度言います。

とにかくひたすら正しい情報・文章・選択肢を見ることに注力して下さい!!

 

それが試験においても、あなたが

「思ったより間違えない」で済むコツであると私は思います。

 

ではまた次回に。

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