だいぶ前ですが
ラーメン屋でこんな張り紙をみました。
「閉店時刻を25:00から26:00へ変更致します。
お客様にご不便をおかけする事をお詫びいたします。」
詫びる必要が、全くない。
ギャグなんだとしたら秀逸といわざるを得ないね。
これもちょっと前の話で
ミシュランの3つ星の、日本料理屋さんに連れて行ってもらったときのこと。
父的には、年寄りくさいメニューで、それほど美味しいとも思わなかったけど
食後にわざわざ店主がテーブルにまで来て(外国かよ)
「お味はいかがでしたか?」みたいな面倒なことをしていました。
「美味しかったです」としか普通の人は言えないわけで
客にそうした無駄な緊張を強いるのもどうかと思っていたら
店主が最後、我々に
「(この)お店に連れてきてもらえるなんて幸せですね」と言ってきて
なんだこのいけすかなさは、と思いまちた。
ミシュラン3つ星の店主より、街のラーメン屋のほうがよっぽど好感が持てる。
父もそれなりに高級な料理を口にしてきたと思いますが
別に今となれば、何の感動の残滓もありません。
好きでもない人と食べる高級料理に、父は魅力を感じないし
いつだって思い出すのは
好きな人と食べる、何気ない食事風景です。
君が吉野家のテイクアウトでも
「吉野家ってうまいよね」って笑って言ってくれるのが嬉しいよ。
全然投資とは関係ない話ですが
君たちが経済的自由を求める
その理由を明確にすることや
そのプロセスを楽しむことを
大切にしてほしいと願います。
父は、お金のために嫌いな人と食事をしたくないし
お金の力で誰かを動かしたくもないし
悪くもないのに謝りたくない。
投資の勉強すること自体がかなり楽しいし
その結果、半径10メートルくらいの人を幸せにできたら
望外の幸せです。
お金がなくても、そこそこ人生を楽しく生きていける能力を身につけておくのも大切です。
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