前回
「では、我々が打てる対策はなにがあるのでしょうか?」
なんて思わせぶりな最後でしめました。
また、1回目の記事で
①なぜモンスターは個人に勝てるのか理解しておく
②なぜモンスターに勝てないのか理解しておく
③モンスターを敵に回して戦ってはいけない
④モンスターと戦わずして経済的自由を手に入れることを考える
とも書きました。
モンスターとはマーケットメーカー(大口法人たち)としましょう。
③はただの教訓です。
④は一生のテーマかもしれない。
①と②は表裏一体で、
・マーケットメーカーは資金力において、個人投資家の群れよりも強い
ゆえに、価格を変動させられる
・マーケットメーカーは情報力(個人投資家のポジションを把握)において
個人投資家よりも優位である。
・個人投資家は、本能に逆らえないがゆえに、みな似たような動きをしがち
なために、マーケットメーカーから動きを容易に予測されがちである。
たぶん、人間が魚を釣るみたいなもので、
「何千年釣られてるんだ。進歩しねえな」って感じなのだと思います。
以上の理由から
必然的に、「FXトレードにおいて個人は勝ちにくい」という結論が出てしまいます。
これは、相場は9割の人間が退場するとよく言われるのとも合致します。
個人投資家はマーケットメーカーによって退場させられているとも言えるでしょう。
では、我々が打てる対策はなにがあるのでしょうか?
可能性(FXトレードで個人的に収益をプラスにするという意味であり、
マーケットメーカーを打ち負かす、ということではない)があるとすれば
・マーケットメーカーの動きに追随する
しかない、ですよね。
じゃあどうやって?
マーケットメーカーが動くサインを見つける手法を考えるしかありません。
これまでのところで重要そうなのは
「マーケットメーカーの動きに連動する
- 51%以上の勝率の手法を考える
- 勝率は低くても大きなリターンを得られる方法を考える」
ですね。
もう少し加えると我々が手にしなければならない手法は
「マーケットメーカーの動きに連動、追随し、個人投資家の本能には逆らう
- 51%以上の勝率の手法を考える
- 勝率は低くても大きなリターンを得られる方法を考える」
となるはずです。
マーケットメーカー達は何を狙っているか?
個人投資家は何をしがちか?
の2つの観点でFX相場を考えることがマストです。
またFX相場は綱引きと言われることが多いです。
多数決というよりは、資金量による綱引きで
売りが勝ったり、買いが勝ったりを日々繰り返している中で
その都度、どちらが強い勢力なのかを見定めることが必要になります。
ではまた。
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