FX メンタル

FXトレードにおける メンタル問題について②

メンタルについて①の補足になります。

たぶんメンタルについて③は当分書くことはないでしょう。

 

人生において(また大きく出たなあ)

大切な心の持ちようは

 

冷静であること

です。

 

些細なことで取り乱していては

重大なことが手のひらからすり抜けてしまいます。

 

FX相場で大きな影響力を持つ

マーケットメーカーと

我々個人の大きな違いは

冷静さにあると思います。

 

マーケットメーカーのほうが、冷静です。

 

なぜなら、他人様のお金を預かって運用しているから

・1回1回の取引に慎重にならざるを得ない

・失敗した時に備えて、その取引の根拠を説明できなければいけない

・損失を限定的になるよう資金管理をする

くらいのことはしていると推測できます。

 

それに比べて我々はどうでしょうか?

プロがやっている

その程度のことをやれているでしょうか?

 

やれているのであれば問題はありません。

 

次に、マーケットメーカーは何をするかといえば

その資金力でもって価格を上下させることで

個人投資家の冷静さを奪いにくるでしょう。

 

返球しづらいところに、執拗にボールを落として来るのです。

彼らには、それが、できるから。

 

それでも我々はイライラせず、相場と向き合えるでしょうか?

結構、難しそうです。

 

いや、ほとんど無理だと思います。

 

なぜなら、我々は人間なのだから。出た。

 

だって、最初の記事にも書きましたが

「モンスターは手段を選ばず、お金を奪いに来るのです」

我々をイライラさせて、正常な判断ができないようにするという

確固とした目的のもと、わざと行動してくるのです。

イライラ対決に、勝ち目はない。

 

ここで前提として頭に入れてほしいことがあります。

モンスターと我々の大きな違い。

それは「期限」です。

 

我々は、人生という比較的長期の期間において

「経済的自由」を手に入れようとする目的のもと行動ができる。

相場への入退場は、自分で決めることができる

 

一方で、モンスターたちとは、すでに述べたように「法人」です。

法人には毎年の決算があり、企業によっては四半期での決算がある。

つまり

長くて1年

または半年、三か月、一か月

というようなあらかじめ決められた期限のなかで、

必ず1回は入場して、1回は退場して

利益を確定させなければなりません。

「入場も退場もせず、利益もあげない」

という行動はできないのです。

 

多くのモンスターは顧客の資産を預かり、それを運用して

利益を還元するという使命があります。

法人の中のトレーダーたちは自分の成績のためもある。

つまり、トレードに対する、意気込みが違うのです。

 

蛇に睨まれたカエルのごとく、彼らとまともに戦っては

いくらカエルがメンタルを鍛えたところで、無理無理無理。

 

ですから

「休むも相場」とよく言われるのですが

我々個人は、この「個人は入退場が自由、つまり休める」ということを

精神衛生上においても、メリットとして考えなければいけません。

 

ではまた。

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