独り言

コロナウイルス禍と日本

2020年2月28日現在

日本はコロナウイルスの話題で持ちきりです。

 

上の子の学校は3月2日から休校になってしまうかもしれないし

ディズニーランドが休園したり

チビが楽しみにしていた、本日公開予定のしまじろうの映画が上映延期になったりしている。

ちぇ。今週末に連れていってあげようと思っていたのに。

 

他にもたくさんのイベントが中止になり、保険がおりず、主催者も大損害を受けるらしい。

 

先日も君たちのママが

「上司の人の知り合いが、コロナウイルスにはお湯がいいって言ってるらしい」

というので、反射的に

父が「デマでしょ」と答えたら

「なんで、医療関係者でもないあなたが、即断するのだ」と怒られたのを知っていると思う。

 

本当、ウイルスよりも人間のほうが、怖いよ。まじで。

 

今の日本の状況は、ひさしぶりに、居心地が悪い気がしている。

東日本大震災のときも、デマが流れたし

目に見えない放射線についての不安が日本中を覆っていたときに少し似ている。

 

FXとは関係がないけれど

それでも大切なことだと思うから、いつか見返すためにも書いておきたいことがあります。

 

父は、このコロナウイルス関連の報道は、はっきり言って騒ぎすぎだと思います。

休校、イベントの中止などを政府が要請すべきではありません。

(小池都知事は、政府の要請を「遅い」と評価していますが、小池都知事は何の判断もしていないので

一昨日も来なくていいくらいの人物です。)

 

理由は、感染力が強い証拠がないからです。

現時点で重症化または死亡しているのは高齢者または持病のある人が圧倒的なようです。

幼児、児童が重症化しやすいという証拠がないかぎり

休校にすべきではないし、みんなで前を向いて給食を食べるなどという滑稽なこともやめるべきです。

それぞれの家庭の判断で登校させないというのがあってもいい。

全員を休ませることは思考停止です。

 

この手の議論になると

「命がなによりも大事」という話がでてきて

命のためなら我慢もやむなし論者が出てきます。

 

ならば、いますぐ日本中の自動車は廃棄しなさい。

だいぶ減ってきたとはいえ、自動車事故の死亡者数のほうが、新型肺炎の死者数よりも多い。

 

1人の死者も出してはならないという気ちがいじみた発想は無意味です。

 

なのに、アーティストはイベントを中止にして、「損害がすごい」とグチを言い

政府を批判して、「ファンの命が大事」とか言って誉められているようです。

どう考えても毎年流行するインフルエンザの方が感染力もやばいのに。

 

開催したければ開催すればいいし

参加したい人がリスクを承知で参加すればよい。

 

たしか、アメリカの崖の観光地には落下防止の柵がないそうです。

それは自己責任が求められているからです。

日本だと多分、柵を設置する。

甘やかしが過ぎます。

 

みんな横並びで、自分は悪くないと思っていて、政府の批判で時間をつぶしてる。

 

余談ですが

政治家は我々の選挙による代理人ですから、政治家を批判することは、同時に選んだ自分たちの莫迦が露呈するだけのことです。

 

すくなくとも、政治家お多くは庶民の平均よりも高学歴です。

そして、選挙の前には「この人なら変えてくれそう」と期待したのに

批判せざるを得ないほど政治手腕がないように見えるのだとしたら

それは政治家個人の資質ではなく、誰がやってもそうなるか、父がやっても同じように莫迦になるのでしょう。

政治家が憲法で定められた「やらなければいけないこと」とは

外交と、予算の決定くらいです。

この予算の決定こそが政治家の仕事中の仕事です。

いいかえると、国民から集めたお金を

どの分野に、どれだけ配分するか

を決めるだけです。

つまり

私に投票してくれた支持基盤の業界に、予算を回せ

と言って争っているだけです。

 

国民の生命と財産を守ることが国の責任だと思っている人が多いですが

日本国憲法に明記されているわけではありません。

「第二十九条

財産権は、これを侵してはならない。

財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。

私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。」

どこにも「国は国民の財産権を守る義務を負う」とは書いていません。

 

他国の侵略によって生命や財産が奪われないように防衛を頑張るのが責務ですかね。

 

だから、政治家にコロナウイルス関連で文句を言ったって、しょうがない。

できないし、やるつもりもない人々に要求してもしょうがない。

 

昔、ハンセン病という病気に感染した人が

強制的な隔離政策のもと、自由を奪われました。

ハンセン病の感染力はとても弱いとわかっていたにもかかわらず、です。

 

今も似たような感じがします。

 

本当に人間は同じことを繰り返し、歴史からなにも学ばないのだと痛感します。

 

今、マスクが本当に売っていません。

マスクの隙間よりもウイルスの方が小さいため

感染予防には効果がない(感染者がするのは拡大防止に効果あり)と言われているにもかかわらずです。

さっきスーパーに行ったら、トイレットペーパーとティッシュ売ってねーし(笑)

 

今年のインフルエンザの患者数が例年よりも少ないのは

多くの人が、手洗い・うがいを心がけた結果で、マスクのおかげではありません。

手洗い・うがいの有効性が証明されたのがこの騒動の唯一の成果でしょう。

 

今年からちょっと花粉症か?という父や

重度の花粉症の妻は、普通にこまってる。

 

必要ない人がマスクをして、必要な人がマスクをつけられずに白い目で見られるのですから。

 

ささいなことで、大きなことを台無しにしてしまう

産湯とともに赤子を流す

角を矯めて牛を殺す

という言葉を思い出します。

 

結局のところ、父としては

君たちに栄養のあるご飯を食べさせ、ぐっすり眠らせることしかない

 

なのに、父は、妻とまったく意見が合わない(笑)

 

ともあれ、人は不安にかられると理性的な行動が取れない

という父が何度も書いてきていることを証明する現象だと思います。

 

投資では、人がやらない道を進むことが必要だし

在宅で収益を生むことの重要性も認識しておいてください。

 

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