君たちが、これを読む今どんな職業であるかは知りません。
ひきこもりかも知れないし、正社員、派遣社員、まさかの社長?かもね。
心身ともに健康なら、親としていうことはない。
ひとつ助言をするなら「兼業をしとけ」です。
「副業のススメ」というよりは「兼業」
種類の違う仕事から同時に収入を得られるようにしなさい。
「専業トレーダー」なんて目指すでない。
それは「専業サラリーマン」「専業不動産屋」「専業エンジニア」なんでもいいけど
収入の柱が1つしかない点で共通しており
いろんな面で不安定だからです。
作家の日垣隆さんも、作家にしては実に珍しく
あらゆる手段でお金を稼ぎ
「1本の足よりも3脚の方がカメラも安定するっしょ?」
という実に的確な指摘をしています。
収入源が多岐にわたって悪いことはないはずです。
ゼネラリストよりスペシャリストと言われて久しいですが
そのスペシャリストとやらも、どんどんAIにとってかわられます。
駅の改札で切符を職人技でさばいていた人がいたのを
君たちは知らないでしょう?
ひとつのことばかりやって、ひとつの会社からお金をもらって
「給料をもらっているこの会社に捨てられたら終わり(だからしがみつく)」
という姿勢を否定はしないけど、目指すべきでもないでしょう。
真の意味で安定をのぞむならば、1脚よりも3脚で。
父が敬意を持つトレーダーの人は兼業が多い。
本業でしっかりと稼いでいるから、FXトレードも余裕がある感じがします。
一方で、専業っぽい人は
FXしか発信できることがないし、たぶん1日中PC画面を見ているのだろうから
先出しトレードの的中の有無、
稼いだ、損した
の話ばかり(にならざるを得ない)で
ひとごとながら「メンタル維持は大丈夫?」と心配になる。
「相場」なんていう
自分の意思でコントロールしきれないものに
一点集中するのが、君たちにとっての正解だとは思いません。
ひとつのことで巨万の富を得るのではなく
複数の収入源をもつ努力をし
それを横につなげて、君たち自身の新しい収入源を生み出していく
ことこそ目指すべきかと考えます。
父は、広告・金融・不動産業などなどなどなど(てへ)を歩いてきました。
だからこそ、父にだけできること、伝えられることがあると思っています。
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