2020年の3月10日現在
日経平均が19,000円を割り込み、原油価格も大幅に下がり
為替相場も混乱しています。
結論から言えば、こういう時は自動売買もオフにしておくべきだし
裁量トレードも控えた方がいいですね。
米ドル/円も
ずっと108円前後だったのが、2月の中旬に一気に112円まで上昇したかと思いきや
3月9日い101円台まで下がりました。
約1,000pipsですから、なかなかの変動です。
メディア的には、世界的なコロナウイルスによる経済の後退のように言われていますが
根拠のあることではありません。
投資家が恐怖に駆られてるだけです。
「数年に一度の事態」とか言いますが
年に1〜2回くらいはこういうのがあるのを覚悟しておいた方がいいですね。
さて父が、2020年2月19日に
1.07995でロングしたEUR /USDですが
こちらも急上昇をしています。
父は1.14000で手仕舞い。600pipsです。
エントリーから決済まで約3週間かかっていますので
600pipsが大きいのかどうかはそれぞれの判断ですし
ロットも少ないので大した利益にはなっていませんが
父的にはそれでいいと思っています。
ロットが小さいからこそ、荒れた相場ものんびり見ていられるからです。
ここで、君たちにある疑問がよぎると思います。
・なぜもっとロングを持って、さらなる上昇を待たないのか?
・これから下落をすると思うならショートをすればいいのではないか?
と。
答えは、冒頭にも書いた通りで
今は控えた方がいい
それだけです。
何度でも書きますよ。
ドル円にしろユーロドルにしろ
確かに、下がり過ぎ、上がり過ぎの気何します。
だからといって、「さすがにこれ以上は・・・」と
逆張りでエントリーするのは
超素人のやる「値頃感トレード」であって
大口投資家のおもうつぼだと思った方がよいでしょう。
ドル円のこの1,000pipsの下落の中で
相当数の人が「もう下がらないだろう」と逆張りのロングでエントリーをして
下落によって損を抱えているはずです。
我々の予想は裏切られる。
これはひとつの鉄則です。
FXはこれからの価格の上昇、下落を予想するゲームではない
とトップページにも書きました。
ドル円はまだ下がるかもしれないし
ユーロドルはまだ上がるかもしれない
一方で
ドル円は上がるかもしれないし
ユーロドルは下がるかもしれない
別に、今エントリーしなければいけない理由は、我々個人投資家にはないのです。
考えるべきは
例えば「ドル円が100という節目を下回るのは大変そうだし、100円にはロングのエントリーがたまっていそうだから、100円20銭まで下がってきたらロングのエントリーをしてみよう。一方でドル円が100を割ることもあるだろうし、割ったらプチパニックが起きて、下落が加速、為替介入も視野に」
のように
今後、2歩以上先の動きに対応できるようにしておくことです。
相場では、起きてほしくないことほど、起きるのです。
いちいち、それに巻き込まれていたら
ただの、どんくさいやつってことです。
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