たびたび、不動産バブルというものがやってきて
その都度、バブルというのは弾けます。
いまだにネズミ講のようなマルチ商法は後を断ちません。
FXにおいて、上昇トレンドというのは不動産バブルや、ネズミ講に似ています。
①みんなが値上がり(または儲かる)をすると思って
相場に買いでエントリー(またはネズミ講に加入)してきます。
②しかし自分がエントリー(または加入)した後に、新規参入者がいなければなりません。
不動産で言えば、更なる値上がりを信じる新たな買い手
ネズミ講で言えば、新規加入者です。
③新規参入者がいれば、まだ不動産バブルやネズミ講は破綻しません。
④やがて、新規参入者はいなくなります。
⑤不動産バブルやネズミ講の神話は崩壊します。
⑥市場参加者のエントリー意欲が大きく削がれるので、買い手が見つからず
売り手も投げ売り状態に。その結果急速に価格は下落します。
これは、FXにも当てはまる真理です。
我々がこのことから学ぶことがあるとすれば
①いち早く参入していたものが儲かる
②まだ新規参入者のいるバブルの時は、逆に売りどき
ということです。
①いち早く参入していたものが儲かる
は、トレンド転換をいち早く認識、エントリーすることで、そのうち書きます。
②まだ新規参入者のいるバブルの時は、逆に売りどき
について、どういう状態がバブルなのか一例をあげます。
今がバブルかどうか分からなければ、売りようもないからね。
それは
ゆるやかに上方向を向いている移動平均線のずっと上にローソク足がある状態です。
下の青丸のところね。
よく「ローソク足は移動平均線から離れても戻ってくる」と言われます。
少なくとも上の図を見ると、そう思えるよね。
ここからが大切です。
移動平均線というのは、ある期間における、売買価格の平均値
つまり
売り手と買い手の合意の平均価格なわけです。
その移動平均線の価格を
こんなにも上に大きく引き離して価格が合意されているということは
この価格で買っても、まだ値上がり益が期待できるのではないか
と考える、おめでたい、遅れてきた参入者が買っているに違いありません。
バブルです。
思い出してください
②まだ新規参入者のいるバブルの時は、逆に売りどき
でしたね。
ではでは。