ビジネスの身だしなみ 父の趣味

ビジネス 身だしなみの基本講座4 ネクタイ・靴下・肌着 編

スーツ、Yシャツ、靴と続けきたビジネスの身だしなみ講座は

今回で最後です。

 

まずはネクタイ選び

結論からいうと

青系の無地か、小紋柄くらいにしておきましょう。

こういう感じです。

スーツはチャコールグレーか、濃紺、シャツは白の無地ですから

シンプルにこういうものを選択しましょう。

 

赤系ももちろん必要ですが、青にする理由は

青を身につけていると、相手が勝手に「知性がありそう、落ち着いている」という印象を

抱いてくれるからです。

ビジネスでは重要なことです。

 

また、日本人が好きなストライプは極力避けましょう

 

ストライプを避ける理由としては

ストライプの柄が、イギリスなどの特定の階級をあらわすことがあり、

見るひとが見れば「なぜあなたがその柄を?」となりかねないからです。

(外国人が皇室の菊の御紋のネクタイをしていたら、違和感があるでしょう)

 

また、豆知識ですが上の

写真の1枚目は、縞模様が右上がり

写真の2枚目は、縞模様が右下がり

なことに注目してください。

右下がりのものは、アメリカのブルックス・ブラザーズのネクタイに採用されており

日本でも人気がありますが、あまりおすすめしません

人間は右上がりのものを見るほうが心地がよいとされるからです。

どうしてもストライプをしたいのなら右上がり一択です。

私も、右下がりのブルックスのネクタイは、全て部下に譲りました。

 

シャルべとかマリネッラとか高級ブランドの1本3万円くらいするネクタイは

確かにものが違いますが、色・柄を間違えると大変です。

 

次に靴下です。

靴下などなんでもいいちゃ何でもいいのですが

大切な点は2つ

まず、白いソックスは絶対NG❌

(首脳会談で、安倍首相が白いソックスを履いたりしていて、やばいです)

黒かネイビーにします。

次に、靴下の長さですが

正式には「ロングホーズ」といって、膝下まである靴下が望ましいです。

こういうやつです。

 

たしか、タモリさんもスーツの時は、こういうものを着用していたはずです。さすが。

これにも理由がありまして

スネ毛を見せるのがNG行為だからです。

西洋人からすると、スーツの裾と靴下の間でスネ毛が見えるとダメなんだそうです。

そんなの知らねえよ、ここは日本だバーロー。でもいいと思います。

とりあえず、スネ毛はNGとだけ知っておいて

スネ毛が隠れる程度の長さのある靴下をユニクロでも買えばいいと思います。

おすすめは、同じ種類の靴下をまとめて5足とか買ってしまうこと。

それで、忙しい朝に、靴下のペアを考えなくてすみます。

 

最後にYシャツの下に着る肌着です。

先にNG行為を押さえましょう。

・丸首の肌着で、Yシャツのボタンを外したときに丸首が見える。

・長袖の肌着の裾が、Yシャツの袖の下から見える

・半袖の肌着の袖のラインがYシャツ越しに透ける。

乳首が透ける(笑)

以上です。

 

要するに、下着や乳首が外から見えたらダメだと。

ですから、選択肢は

1 ノースリーブのVネック

2 七分袖・八分袖のVネック

の2択となります。

夏は1、冬は2で使い分けたらいいでしょう。

私は綿100%が心地よいですが、乾燥機にかけると縮みます。

自分の発汗体質とも相談しながら

ヒートテックでも、ストレッチするタイプでもなんでも構いません。

色も、白でもベージュでも、白色のYシャツにひびかなければOKです。

私は冬はユニクロの白のヒートテック・Vネック・八分袖みたいなものを着ています。

夏はグンゼのYGシリーズというのが重宝します。

 

以上で、4回にわたってお送りしたビジネスの身だしなみ講座を終了します。

我ながら、重要なことはほぼ網羅できたと思います。

なんか、堅苦しくて面倒だと感じたかもしれませんが

そもそも西洋発祥の装いですから、ある程度あちら側のルールに従わなければいけないのは諦めましょう。

外国人も和装をする場合は、従うのでしょうから。

また、装いの基本としての

他人を不快にさせない

シンプルなものが失礼にならないし、長く使える

ということが分かってもらえたかと思います。

ではまた。

 

 

 

-ビジネスの身だしなみ, 父の趣味