オプション・・・か。
金融商品はただでさえ仕組みが難しいのに(金融機関が我々を馬鹿にしている証左)
デリバティブだとかオプションだとか
わけが分かりません。
大学で父はその手の授業をうけましたが
いまだ何ら血肉になっていません。
デリバティブが理解できないのに
日本語訳で「金融派生商品」って表記されても
君たちの母がこよなく愛している
BTSが「防弾少年団」からきているのを理解するのくらい難しい。
(防弾少年団は、朝鮮語でバン(B)タン(T)ソニョンダン(S)と読むらしい。
どーりで我が妻は「バンタンが〜」と言っているわけだ。
超余談ですが、ハングルはひらがな、カタカナみたいな表記の一種で
ハングル語というのは変です。
また、韓国語というのは父的に「関西語」と同じくらいの違和感があり
「朝鮮語という言語ではハングルという表記法を採用している」と理解しておいてほしい。)
オプションの理解としては
将来のある時点においての価格を予想し
その価格で買える権利、売れる権利自体を取引している。程度でよいでしょう。
わかりませんよね?
わからなくても大丈夫です。これ以上の説明もしません。
知っておけばよいのは
例えば米ドル/円相場で現在値が110円だとして
将来のある時点において
Aさんは120円に
Bさんは100円に
なるだろうという予測をしている人がいること。
その予測が当たるか否か、にお金が絡んでおり
120円や100円付近のレートで売りと買いの攻防が繰り広げられる
の2点です。
どの価格付近で売りと買いの攻防が行われやすいかの
参考になると言われているのが
下記のサイトです。
OPというのがオプションで
NYカットというのが日本時間の24時(夏時間23時)におこなわれます。
東京カットは15時です。
このトレーダーズウェブさんの情報の活用法は
ネット上にもあふれていますので割愛しますが
代表的なのは「買い厚め」「売り厚め」あたりが反転する可能性が高いので
チャート上にラインを引いておくとよい
というものです。
オプションバリアとかで検索してみてください。
正直申し上げると、私はあまり信じていません。
理由は
・オプションをどこに置いているかは、オプション取引の当事者しかしらない
・トレーダーズウェブさんのオーダー情報は、ヒアリングの結果に基づく推測である
・推測が当たっていると仮定して、どれだけ影響力があるのか疑問
だからです。
本当は、この記事を書くまえは
「オプションの動向に注意してね。トレーダーズウェブもチェック!」
という内容にしようと思っていたのですが
書いているうちに、反対の内容になってしまいました。
・推測が当たっていると仮定して、どれだけ影響力があるのか疑問
厳密にいうと
オプションの行使価格と規模というのは調べればわかります。
だいたい、ある価格にレートにつき
USD /JPYやEUR /USDの通貨ペアの場合
数億ドル、数十億ドルの規模(50億ドル以下がほとんど)があるようです。
たしか、1日のFX相場で動く金額は約500兆円くらいです。
USD /JPYとEUR /USDの取引が全体の約40%(EUR /USDが25%)といわれているので
EUR /USDでいえば1日で125兆円ですか。
それを24時間で割ると、1時間あたり5.2兆円
50億ドルって日本円で約6,000億円(0.6兆円)ですよ。
この計算・試算が雑なのは自覚しています。
オプションの存在は確実に相場に影響を与えています。
攻防も繰り広げられています。
けれど、オプションの存在が相場に強大なインパクトを与える
と言えるだけの材料を今のところ持たない(し持つ気もない)。
だから「毎日、毎朝トレーダーズウェブをチェック!」だなんて言えません。
取り込む情報が多ければ多いほど
我々の能力が高ければ、分析の精度は上がるのでしょう。
ただ、我々はアナリストを目指しているのではありません。
「手法はシンプルに」が信条なので
オプションを気にすることはやめました。
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