自己投資において読書は最もリーズナブルな方法です。
父が読書好きだから言っているのではありません。
私の知っている限り、いわゆる成功している人の多くは本をたくさん読んでいます。
あらゆるジャンルの本を読むことで
君たちはどんどん謙虚になれることでしょう。良いことです。
おそらく君たちの年代は、読書の量が今よりずっと減っていることだろうから
逆に君たちが読書をしているというだけで
他の子たちよりも大きなアドバンテージになる可能性が高い。
よくトレーダーの人たちが
「教科書や本をいっぱい読んだけど、役に立たない」みたいなことを言う。
しょっちゅう目にする。
父も、賛同できる部分は少しだけある。
確かに、役に立つことばかりが書いてある本には出会ったことがないし
つまらないことばかりの本もある。
(本当に儲けている人は、その手法の全てを公開したりしない笑)
だけど、出版社やスポンサーなど利害関係者が複数いる場合は
書けることと書けないことがあるでしょう。
(ちなみに、当ブログにタブーはないつもりです。悪口は基本禁止。)
それでも、父はどんな本であれ、必ず役に立つ部分はあると信じている。
1,500円の本で、たった1行でも、知らなかったことや、立ち止まって考えること
があれば、それは読む価値があったと思うようにしている。
君たちの叔父さんがかつて「CDは1曲でもいいのがあれば上出来だ」
と言ったことに影響を受けているのかもしれない。
少なくとも編集者の目を経て出版されている書籍であるかぎり
どこかに「この本を出版する意義がある」と思わせた何かがあるのであり
仮にそれが君たちには見つからなかったとしても
「なぜこんな本が世に出てこれたのだ」という不思議な体験をさせてもらえる
もしくは
面白い点を見つけることができなかった未熟な自分を省みることができるのだから
やはりその本を読んだ意味はある。
だから君たちも「つまんね」とか言って切り捨てずに
何かを貪欲に吸収する姿勢を身につけてください。
このブログも一投稿につき、ひとつくらいは役に立ってくれているとうれピーマン。
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